ニューシャトルの運転手はカワイイ女性でした [街歩き]
今年の8月は、新コロナ禍の第二次感染拡大にあったため、当家ではお盆のお墓参りとお寺の施餓鬼供養を自粛しましたが、東京では新規感染者が2日続けて100人を切り落ち着いてきた感じなので、秋の彼岸中日に埼玉県にあるご先祖のお墓にお参りしてきました。
----フリーイラストを借用しました。---
彼岸の中日がシルバーウィーク4連休最終日に当たっているので、道路混雑を予想して電車による移動手段にしました。....どうせ自分一人の移動だし!?
新コロナ対策で不要不急の外出を制限してたので電車に乗るのも数カ月ぶりです。お墓に行くにはJRで大宮駅に向かい、埼玉新都市交通伊奈線:ニューシャトルに乗り換えます。
さすがに埼玉県玄関口である大宮駅構内は人混みが多く、以前に訪れた時と違うのは、皆がマスクをしていることと、駅前で歌っている人がいないことぐらいです。そんなJR改札から埼玉新都市交通伊奈線の改札口に向かいます。
埼玉新都市交通伊奈線は鉄道好きの方ならご存知だと思いますが、全国区では無いので少し説明を加えると、伊奈線は埼玉県さいたま市の大宮駅から同県北足立郡伊奈町の内宿駅までの12.7kmを結ぶ第三セクター(埼玉新都市交通株式会社)が運営する案内軌条式の鉄道路線で、愛称は「ニューシャトル」 です。
--- 路線図はニューシャトルのHPから借用しました。---
路線図を見てわかるようにニューシャトルは、東北・上越両新幹線の建設に伴い、沿線地域住民の足として昭和58年12月に開業した新交通システムです。新幹線の高架軌道張り出し部分を活用しているので高架を走る車窓からの眺めは抜群です。よく晴れた日には大宮市街地の彼方に秩父の山並みや富士山の霊峰を望むことができます。
この路線を鉄道好きがよくご存知なのは、大宮駅を出発して最初の停車駅に鉄道博物館(大宮):[通称:テッパク]があるからです。鉄道開通時は地域名の「大成駅」でしたが、2007（平成19）年10月に鉄道博物館が東京万世橋から移転してきてからは「鉄道博物館駅」となっています。この日も休日ということもあり、多くの子供を連れた家族がベビーカーを押して乗り込んで来ました。いつになっても子供は電車が好きですね！！
でも混雑していたのは博物館までで、その先は車内はガラガラ!!なので運転席のすぐ後で車窓を覗きながらの乗車です。恐らく博物館が無かったら存続も難しかったかもしれませんね。そんなニューシャトルを使って墓参りとお寺への挨拶を済まして帰路につきました。
帰りのニューシャトルも運転席のすぐ後に陣取りました。行きと異なるのが運転席の様子です。行きは失礼ながら、むさ苦しいオジサン運転手でしたが、帰りは華奢な体つきの女性運転手でした。
当然のことながら運転中は声をかけることなく帰りの車窓を楽しみました。
案内軌条式鉄道ですので、一般鉄道にある2本のレールはありません。また、レールと車輪が擦れる音もありません。だって車輪はゴムタイヤなのです。動力は、地下鉄大江戸線のように軌道脇の碍子で浮かした高圧供給線から受電します。言ってしまうと(一方通行の)専用無限軌道を走るワンマン運転の連結トロリーバスのようなものです。
上越新幹線の高架脇を走るので、時間があえばすぐ隣を新幹線が走ります。
6両編成のニューシャトルは普通の電車よりも小型で長さも短いので小回りがききます。こんなビルと新幹線高架の僅かな隙間でもすり抜けていきます。そろそろ、鉄道博物館駅に近づいて来ました。
鉄道博物館駅に入って来ました。左手のレバーだけで手前に引くと発進し、ニュトラルから前に押すとブレーキがかかります。ブレーキとノッチを両手で操作する普通の電車より簡単そうです。でも、大勢の乗客を一人で運ぶのですから緊張感が感じられます。
いよいよ、大宮駅に戻って来ました。軌道の左側にはJR東日本の車両工場である「大宮総合車両センター」が見えます。ここでは、稀に蒸気機関車やデイーゼル機関車の整備・修理もやっているので、運が良ければ跨線橋(大栄橋)から珍しい車両を見ることができます。
ホームについたら乗ってきた車両前面を記念にパチリ。自分はスマホですが、もうスッカリ鉄道写真小僧になってます。
---今日のおまけ---
運転席の窓に回ると女性運転手と偶然に目が会って、年甲斐もなく「カワイイ女性が運転していたので驚きましたよ」+「写真を撮ってよいですか」と声掛けたら、その場でキリリと敬礼してくれました。
そして「引き続き安全運転でね」と言ったら、ニッコリ笑顔で答えてくれたのが一段と可愛かったですね。残念ながら個人情報保護のため顔と名札は隠しましたが、運転だけでなく会社の広報としても活躍しそうな美人を発見したので、今日はなんか得した気分になりました。
本物に会いたい人は是非ともニューシャトルにご乗車下さい。運が良ければカワイイ運転手に会えますよ!!
では!またね
コロナが覚めやらぬ今墓参りとお寺への挨拶とは偉いですね。
爺はお墓にも行きませんでした。電車はたまに乗ると楽しいですね。
まして女性の運転手では乗り越したでしょう、(^_^;)
by 旅爺さん (2020-09-23 17:28)
制服もいいですね。
by 夏炉冬扇 (2020-09-23 18:53)
鉄道博物館に行ってみたいです。
しかし大田区から見ると大宮は近い様で遠い場所です。
by こんちゃん (2020-09-24 04:06)
ラッキ－でしたねぇ
by kazu-kun2626 (2020-09-24 07:18)
おはようございます。
羨ましいです。
by YUTAじい (2020-09-24 07:32)
美人運転士、むさ苦しいオッサンよりも和みますね。(^0^)
by 横 濱男 (2020-09-24 09:30)
>旅爺さん コメントありがとうございます。
この歳になっても、電車の最前列から車窓を見るのが好きですね。
>夏炉冬扇さん コメント有難うございます。
ニューシャトルはワンマン運転なので社内案内も運転手が行います。
案内は女性の声のほうが聞き取りやすいです。
>こんちゃんさん コメント有難うございます。
湘南ライナーに乗れば1本で行けます。てっぱくは、一見の価値があると思いますし、夜の大宮の飲み屋街も楽しいですね。
>kazu-kun2626さん コメント有難うございます。
JRも女性運転手が増えて欲しいですね。
>YATAじいさん コメント有難うございます。
子供のころから鉄道は好きでした。大人になってからは、4人掛けのBoox席でワンカプを飲みながら車窓を見るのが好きなのですが、段々とBooX席がなくなって寂しです。
>横 濱男さん コメント有難うございます。
ホントは素顔を見せたかったですね。
by 我流麺童 (2020-09-24 17:20)
ナンパのおまけつきでしたか～
昔ソニックシティの高層階の顧客事務所からニューシャトルをよく眺めていました。（乗る機会が無かったのが残念）
by 青い森のヨッチン (2020-09-25 10:45)
>青い森のヨッチンさん
ヨッチンさんは、ソニックシティにお勤め経験があったのですか!
私も3年前まで大宮東口で会社勤めをしていたので、駅構内ですれ違っていたかもしれませんね。
by 我流麺童 (2020-09-25 16:06)
秋の彼岸
僕も父と義父のお墓参りに行きました。
コメントありがとうございます。
「コード長に余裕があれば、2本の接続位置をずらすと電気的接触が防げます」
すごいですね！考えが及ばなかった方法です。
コードの切断位置をずらして、裸の部分が接触しないようにするということなのかな～と・・・違ったりして＾＾；
by てんてん (2020-09-26 19:14)
我流麺童さん
ソニックシティに顧客があってちょくちょく通っていました。
当時の勤務地は渋谷でした。
線路の反対側にも顧客があったのですが成人向き映画館とかもあって雰囲気が違ってましたね。
by 青い森のヨッチン (2020-09-26 22:19)
>てんてんさん コメント有難うございます。
その通りです。万が一に巻き付けた絶縁テープがズレても接触しないためです。
>青い森のヨッチンさん コメント有難うございます。
大宮南銀座通りも新コロナ禍で今は人通りがまばらです。
by 我流麺童 (2020-09-28 06:54)
TVとかで見て「鉄道博物館」は知ってましたが、「ニューシャトル」は初めて認識しました。S58年とは、実は随分と昔からあったんですね！！
by トモミ (2020-09-28 19:19)
>トモミさん コメント有難うございます。
ニューシャトルは東北・上越新幹線の線路で当時の伊奈町が3分割されてしまう代償としてできた路線と記憶しています。
伊奈町のバラ園も綺麗ですよ。
by 我流麺童 (2020-09-29 06:44)