友人の畑仕事のお手伝い(今年9回目) [家庭菜園]
秋晴れの天気の中で今年9回目の友人の畑作業を手伝ってきました。いつもの応援メンバーが都合がつかず、友人と私の2人作業です。今日のミッションは(1)畑で育てていたボサ菊を鉢に植え替え持ち帰り(2)前回に未完成であったミニ耕運機の修理(3)野菜類の収穫 がメインです。
畑に着いてまずは、一回りして野菜の発育状況を確認します。最初に目に入ってきたのが野菜とともに花好きの友人が育てている花です。
鮮やかな小さな紫色の花を無数につけた"宿根アスター(孔雀アスター)"です。この花は多年草なので切り花にしてほっとくと来年また綺麗に咲くそうです。
開花が始まった"ボサ菊"です。最初はボサ菊という菊の品種かと思っていましたが、ドーム状に丸く剪定して仕上げた小菊のことのようです。ちなみにボサとはボサボサ頭のようなので名付けられたのかな?? であれば今なら"ボンバー菊"と名付けするかな!???
スーパーで売っているパック入り刺し身の脇に添えられる小菊と同じようです。この小菊は食べても美味しくないそうです。食用菊は後からでてきます。
今日は地植えの菊を鉢植えにして友人の家へ持ち帰ります。家の前でこれだけの菊の鉢が並ぶと豪華ですね。
"ヤーコン"も大きくなりました。
土寄せした"長ネギ"です。寒くなると長ネギは鍋料理に必須です。今日も薬味用にお土産として頂きました。
"ブロッコリー"と"ダイコン"の畝です。収穫にはもう少し先です。
ダイコンのアップ撮影。
これは開花が始まった"食用菊"です。新潟生まれの友人は毎年食用菊を栽培しています。
一度発芽に失敗した"五寸ニンジン"です。今ひとつ成長が遅いようです。
これはブロッコリーです。
これは"キャベツ"です。モンシロチョウの襲撃防止するためネットを掛けていますが、それでも入り込んできます。強い農薬を使えば蝶々も寄り付かなくなるようですが、農薬は極力使わないのが友人のポリシーです。
キャベツのように見えますが、これは正月飾り用の"葉牡丹"です。
"山芋(長芋)"のツルが枯れ始めました。そろそろ芋も育ったので、今日は2本を試掘させてもらいお土産にしました。
"ゴボウ"です。これもお土産用として1本を掘らせてもらいました。
ネットで中が見えませんが、この畝は"小松菜"と"青梗菜"と"ほうれん草"などの青物野菜です。まだまだ若苗です。
次の植え付け用の畝です。いまは土に肥料を撒いて一休み中です。ここには"タマネギ"かな?
ここからは友人は畑作業、私はミニ耕運機の修理と手分けしての作業開始です。
泥だらけのHONDAミニ耕運機こまめ号です。エンジンが掛からなくなっています。前回はキャブレターのノズル詰まりを予想して分解清掃しようとしましたがキャブレタークリナーと工具不足で途中で修理中断となりました。
今回は、クリナーと工具も用意万端。
エアークリーナーを外して
前回のキャブレター解体時にフロートカップ内に泥が混入していたので、燃料噴射のメインジェットノズルのつまりが原因と推測してノズルを確認しましたが詰まっていませんでした。
一応キャブレタークリナーの全体と見える限りの穴に噴射して洗浄しました。
洗浄を終えたので、再度キャブレターを組み立ててエンジンを起動試験をしましたが・・・・。やっぱりエンジンはかかりません(T_T) すっかり気が抜けてしまいました。
家に帰ってから、解体した時の写真をもとにネットで再勉強すると
パイロットジェットという起動低速用の噴射ノズルがもう1本あり、そちらの分解清掃を失念してました。
また、再組立していたときにスロットルワイヤーとスロットルアームをつないでいるガバナスプリングが伸び切っていることを発見しましたが交換部品はありません。
燃料供給系の他に今日はできなかった着火系故障としてスパークプラグの確認も必要です。また次への宿題ができましたが、部品がないのでので、今日はこれまで!!。
今日のお土産は、長芋(ストレート)とゴボウ(根別れしてます)と長ねぎとニラです。
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<本日のおまけ>
いつもは、昼食にコンビニおにぎりですが、今日は作業量が少なく午前中で終了したので、帰路途中のうどん屋さんで"武蔵野うどん"を食べました。
川越市寺山交差点近くに店を構える"うどん本舗"さんです。最近の埼玉県ではうどん王国を目指して美味しい"うどん"が各所で食べられます。特に県西部では太く硬めの麺を色々な具が入った汁につけて食べる"武蔵野うどん"が有名です。
友人は以前に来たことがあるので直ぐに"鴨汁うどん(小盛)"にオーダーが決まりましたが、私は武蔵野うどんはどこでも肉ネギ汁と決めているのですが問題は麺の量です。お品書きを覗いてみると、うどんの量が小盛400g,中盛600g,大盛800gで小盛と大盛の値段差は100円です。これは絶対に大盛りでしょう!!!と食べきれるか?と友人の心配を他所に"肉汁うどん(大盛)"を注文しました。
肉汁うどん"大盛"が着座しました。たっぷりのつけ汁には"豚肉"と"油揚げ"と"長ねぎ"が具だくさんです。
友人の鴨汁うどん"小盛"が到着。うどんの器は同じ大きさです。
前後(写真では上下)に並べて撮ったので、遠近感で麺の量が倍には見えません。
自分は、蕎麦は鼻(香り)と喉越しで食べるので細切り麺が好きですが、うどんは米の代わりに食べるので太くて硬めのうどんが大好きです。武蔵野うどんの麺はストライクです。
つけ汁が多少甘めで豚肉が肉厚で固めでしたが麺童としては大満足です。
天麩羅も自慢のようで周りのお客様は天麩羅を注文している方が多いようです。
友人に多少遅れましたが大盛うどんを完食しました。ミニ耕運機の修理が未完であったストレスをうどんで払いました。ごちそう様でした。
私はつけ汁を少し残しましたが、蕎麦湯のように茹で汁をもらって、つけ汁を薄めて飲むことも可能ですので、塩分制限がない方はお試しください。
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今回も長々と駄文にお付き合いをいただきまして有難うございました。
では!またね~。
同級生仲間と谷根千で街歩きと昼飲み [街歩き]
秋晴れの今日は中学時代の同級生5人で谷根千(谷中、根津、千駄木)を3密に留意しながら、のんびり街歩きしてきました。まずは日暮里駅からスタートです。
日暮里駅は、JR東日本、京成電鉄、日暮里・舎人ライナーの3社が乗り入れしており、北口は日暮里・舎人ライナーの開通に合わせ3社のホームがコンコースにより連結されています。
JR日暮里駅は、京浜東北線、山手線、常磐線の3面6線路のホームがありますが、3・4番線が常磐線の上り下り、9番線が京浜東北線南行、10・11番線が山手線。12番線が京浜東北線北行となってます。とすると1・2番線と5~8番線のホームが欠番です。
調べてみると0~2番線が京成電鉄に割り当てられ、5~8番線は過去に停車していた東北線(現在は宇都宮線)と高崎線のホームに割り当てられていました。欠番ホームは紛らわしのですが日暮里駅の長い歴史の影響だそうです。
駅の改札口は、北改札口(東出口、西出口)と南改札口の2箇所にあります。南改札口は橋上駅舎となっていて、多角屋根の上にとんがり帽子を被った明り取りのあるかわいい駅舎です。
北改札西口出口を出て線路脇を南改札口に向かって歩き出しました。写真中央部に南改札口が見えます。そして、写真にはスカイツリーの展望台も写っています。(探すのが難しいですが!?) 南口改札から続く跨線橋西から紅葉坂を登ると護国山天王寺の横に出ます。
天王寺の大仏も立派です。ここからは谷中霊園に続きます。
谷中霊園を拔けると上野桜木2丁目に来ました。道路から細い路地を左折すると3軒の古民家をリノベーションした"上野桜木あたり"に着きました。
ここはイベントスペースの他にビヤホールと塩とオリーブオイル専門店になっていました。
残念ながらビアホールはAM11時から開店のため入口を覗いただけでした。その奥には
手押しポンプが店前にある「塩とオリーブオイルの専門店と喫茶スペース」です。
入り口はこんな感じです。
同行したY崎さんとI川さんの女性達はオリーブオイルを試食してました。スーパーの試食コーナーで場離れしているオバサマ方が、その後にお買い上げしたか?は解りません。
玄関には"川西町のダリアです"書かれた生花が置かれていました。川西町?・・・。う~!何だろうと考えながら道路に出ると
ダリアの花束が置かれていました。話を聞くと川西町は山形県米沢市の隣町でダリア栽培がされており、5年前からここで町の紹介をしているそうです。(今年は10月24~25日)
イベントスペースでは、川西町の名産品である地酒や豆菓子などが販売と米沢牛のPRがされていました。地酒が美味しそうでしたが4合瓶2本で6,000円超では手が出ませんでした。入口はヒマワリ花クラスの真っ赤な大輪ダリアが飾られていました。
イベントスペースを出て銭湯の建物をリノベーションしたアートギャラリー"スカイザバスハウス"を右に曲がると右も左も前も後ろも寺院が続きます。
有名な"谷中のヒマラヤ杉"です。道路側が数箇所が伐採されていましたが、台東区の景観重要樹木として保護されています。
この杉の所有者は斉藤さんと書いてあります。杉の隣のパン屋さんでしょうか?
ヒマラヤ杉の近くに六浦山延寿寺日荷堂です。健脚の神様として知られる日荷上人が祀られている日荷堂です。本日も同行しているY崎くんは脊椎狭窄症を病んでおり、私の妻も足腰関節が弱りだしたので足腰病の守護としてお参りさせていただきました。
その先の三浦坂を下ると根津エリアに入ってきました。昼食場所の候補地であった"根津の釜竹"さんに11時30分に着いた時には行列ができていたので素通りして、近くの"はん亭"さんに向かいます。
"はん亭"さんは、歴史のある木造3階建の日本家屋で今は串揚げ屋さんですが、今日はまだ暖簾が出ていませんでした。みんなと相談して今日の昼食は蕎麦にしようと決定し、"根津の鷹匠"さんに向かいます。その途中で以前に訪れたことがある"根津のパン屋"さん(これが店名)に寄りましたが、ここも人気店のため行列ができていました。一時は並んで買い求めようとしましたが、お腹も減ってきたので店横をスルーしました。約5分程で"鷹匠"さんに着きましたが・・・・。
入り口の間口は狭いけど奥の店は広そうな建物です。なかなか渋そうな店囲いですね。
入ろうとしたら何やら立て看板が??なになに?[誠に勝手ながら本日の昼営業は臨時休業させていただきます。朝は通常通り営業いたします]・・・・・。脇の看板を見ると朝の部の営業時間は7:30~9:30 、昼の部の営業時間は12:00~18:00・・・朝早くからやっている店でしたが残念でした。仕方ないので不忍通りまで出て次の店を探します。根津は蕎麦店が多いのですが昼時なので行列ができている店もあります。そこはスルーです。
友人が道路の反対側に「そば」と大きく書かれた旗印を発見。"根津の一朶(いちだ)蕎麦"さんです。行列ができていないどころか!昼時なのに客が入ってなさそうなのでリスク覚悟で入店しました。
店内はカウンター席が6~7席だけで店主が一人で対応しています。自分達が入ったら空き席は1~2つ。
最初に蕎麦茶が出てきたので入店時の不安は無用でした。ちゃんとした日本蕎麦屋でした。
私とE君は蕎麦前の燗酒を1本注文!!ツマミのメニューが無かったのでどうしようかと考えていたら、店主がナスとキュウリの香物を出してくれた。これは良いですね。少ない蕎麦のメニューから私は2枚セイロを注文しました。
熱燗を飲み終えたタイミングで蕎麦が出来上がりました。goodタイミング!!
蕎麦の盛り方が上方向へ捻り盛り上げていた盛り方が気になりました。確かにこのような盛り方もありますが、できればスノコが見えなくなるように平たく盛ってあるのが私は好きだね。(あくまでも個人意見)
薬味はネギと大根おろしとワサビの3点セット。生ワサビでないのが残念だがこの値段じゃ!しょうがないね。蕎麦湯のとろり感がちょうどよい。メニューが少なかったが安価で美味しい蕎麦を提供するための店主の工夫だと思います。蕎麦は美味しくいただきました。ごちそう様でした。ランチメニューのミニ天丼付蕎麦を頼んだ友人の話では、サクサクした揚げたて天麩羅が美味しかったそうです。
お腹も膨れたので根津神社へ向かいます。
神社前の"焼きかりん糖"本舗さんに立ち寄りました。先ほど蕎麦を食べたばかりなのにやっぱりデザートは別腹なのね? 味見で一つを分けてもらい食しましたが、一般的なかりん糖とは違うソフトな食感でした。
根津神社は東京十社に選ばれる大きな神社で春のツツジが咲く頃は特に賑わいます。
境内の左側にツツジ園がありますが、いまは進入できません。
つつじ園の脇に奉納された鳥居が並んでいます。やはり中を通りたくなります。ちなみに鳥居は一基が10万円だそうです。
鳥居を通った先には"乙女稲荷神社"がありました。
乙女稲荷神社の下には掘割があり、気持ち良いです。
あらためて根津神社の本殿に向かいます。ちょうど七五三のお参りに来ていた家族連れがいました。紋付を着た男の子は、まだよちよち歩きです。
本殿でお参りさせていただきました。これから千駄木の蛇道(へびみち)にへ向かいます。昔は川が流れていて、そのクネクネと蛇行したままの川が道になったのでへび道と言われるようになったそうです。軽自動車がやっと通れるくらいの細道ですが台東区と文京区の区境になっています。
へび道には民家を使った可愛い店が多くあります。ここは亀の子束子(タワシ)の専門店です。ただし、店の前に写っているシルバーグレーは売り物ではありませんよ。
最近は体を洗うタワシが売れているみたいです。
こちらは骨董品を扱う"三清洞"さんです。ただし、店の前に写っている男性は骨董品に近くなりましたが売り物ではありません。
この紅茶カップは底を透かしてみると日本髪の芸者さんが浮かび上がります。当時の優れた陶器の製造技術が感じられます。エキゾチックな東洋の絵付けが当時の欧州に喜ばれたのですね。
三清洞さんの隣には、女優の川上麻衣子さんの"SWEDEN? GRACE"というスウェーデンの北欧小物や彼女自身のデザインガラス、そして猫の文具などを扱うお店がありました。なぜスウェーデンかというと彼女はスウェーデン生まれだそうです。
そんなへび道をクネクネと日暮里駅方向に向かい、幹線道路の神田白山線を過ぎると通りの名も"よみせ通り"と呼ばれる商店街となり、更に谷中銀座商店街に続きます。
谷中銀座の酒屋:越後屋本店さんで燗酒(宮城県の浦霞)1本と近くの魚屋:丸初福島商店さんで焼き牡蠣とウナギの肝焼きを買って越後屋さんの店先で本日二回目の昼飲みです。
酒屋さんの斜め前には和菓子の"和栗や"さんがあります。女性達が美味しそうなモンブランに目が点でしたがイートインのため大行列ができていましたので、密をさけるため素通りしました。続いて見つけたのが・・・・。
谷中銀座商店街街のトルコランプ販売店脇の狭い脇道から奥の民家に入った新しい和菓子店"空薫:ソラダキ"さんでした。
リンゴ大福( ^ω^)・・・なんか美味しそうでしたが、ここも店内にお客さんが待っていたのでUターンして商店街へ戻りました。
ゆうやけダンダンが見えてきました。
夕焼けダンダンから谷中銀座商店街の入口看板方向をパチリ!!その昔にはここから富士山が見えましたが今はマンション群が建って見えません。それより"焼肉サラリーマン"の看板の方が目立ってしまいます。(-_-;)
あとは御殿坂を少し歩けば日暮里駅です。先ほどの和菓子店で買い物できなかったので途中の"サンゴダールマルジュー"というパン屋さんで自家製のシベリアを買い込んでゴールです。
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<本日のおまけ-1>
谷根千を歩き回ってお疲れさん会は、JR上中里駅で途中下車して"いこい"さんへ向かいました。ここは駅から徒歩0分の立ち飲み屋さんです。
ここでは青空の下で立ち飲みが出来ます。テーブルの上に現金を置いて注文の都度と減額していかれるので飲み過ぎないのが良いですね!? 玉こんにゃくの煮込みとマグロの刺身と酎ハイでお疲れ様です。本日3軒目のちょい飲みです。
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<本日のおまけ-2>
皆んなと別れて家が近いE君と地元駅に戻って最後の〆です。4軒目に突入(*'▽')
栃木県大田原市の地酒(大那)と焼き鳥で完全に酔ってます(;^ω^)地酒のお代わり2杯目までは覚えてますが・・・その先は???、いつものようにヘロヘロになって何とか無事に家に帰還しました。ホントに今日は良く歩いて飲みました。
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本日も長々と酔っ払いの駄文ブログにお付き合い頂きまして有難うございます。
じゃあ!またね。
天気が良いので西新井大師と足立区立郷土博物館へポタリング [自転車]
昨日までの天気が回復したので1号車シェファード君でポタリングにでかけました。
今日の目的は、1年ぶりに西新井大師のお参りと足立区立郷土博物館の見学です。郷土博物館はブログ先輩の下町写真家(。・_・。)2kさんの記事を読んで面白そうだったので行って見たくなりました。
まずは、出発前のシェファード君のタイヤとブレーキの点検してから出発です。
荒川土手の河川敷を鹿浜橋(環状7号線)に向かいます。
日曜日で天気も良いので河川敷は散歩する人、ランニングする人、ロードバイクの人で賑わっています。環状7号線を亀有方向へ走り西新井大師を目指します。最初は車道の左端を走っていましたが、交通量が多い幹線道路でありスレスレに幅寄せする車や急な車線変更する車があったので、途中からは自転車走行可能の歩道を走りました。
西新井大師に着きました。1年前に訪れたときは山門と右側の草団子屋さんが工事中でしたが、今は綺麗に出来上がってました。
山門の両側には"あうん"の仁王像が収まっています。
口を開いた阿形像
口を結んだ吽形像。両方合わせて阿吽の呼吸てか?
山門の左側に"塩地蔵"があります。塩地蔵は古くからお参りするとイボが取れるとの謂れがあります。
右側には手水舎がありますが、コロナ感染防止のため使用禁止でした。
正面が本堂です。やはり例年より参拝客は少ないです。本堂の写真を撮ろうとしたときにリュックを背負った若者がチャリに乗って境内に入ってきました。境内は進入禁止のはず、注意しようとしましたが猛スピードで走り去ってしまいました。ホントに罰当たりな若者でした。
境内には、ちょうど着飾った七五三のお祝いの家族連れが2組来ていました。
本堂にお参りしてから、次の足立区立郷土博物館に向かって環状7号線を東に向かって走ります。場所がわかりづらいので、背負ったリュクの中のスマホから聞こえるGoogl-mapのガイド音声に従ってジグザグに進み到着しました。後で地図を確認すると用水路や地下鉄千代田線の車両基地を迂回するルートでした。帰りは車両基地の中間にある歩行者・自転車専用の横断トンネルを通ったので上手くショートカットできました。
受付で入館料を聞くと大人(高校生以上)は200円でした。70歳以上や障害者手帳保持者は無料、更に第2・第3土曜日は無料公開日とのこと。なぁんだ!昨日だったら無料だったか(T-T)
無料公開日は他に5/5 ,5/18(国際博物館の日), 10/1,11/3 もある。まっ! 200円じゃ良いかと大人の対応で200円を支払いました。
展示館の1階は、この地域が江戸・東京から見て「東側の近郊」という意味の「東郊」と呼ばれる近郊農村として、生鮮野菜や生花の栽培などで栄えていた歴史を展示してました。これで博物館入口に作られた農民の像があるのが繋がりました。
特に江戸東京という大消費地を背景に下肥を回収して畑の肥料としてリユースしていたことを展示していました。
肥桶で運んできた下肥を畑に作った肥桶(肥溜め)に貯蔵発酵させてから畑に撒いて野菜などの肥料としていました。私が子供の頃の昭和30~40年代は東京でもトイレは水洗でなく、ほとんどの家が汲み取り式でした。我が家も近所の農家と契約して定期的に汲み取ってもらっていました。
畑へ侵入は禁じられていましたが、当時は冬場の畑は空き地となっていたので、空き地は遊び場であると勝手な解釈をして、鬼ごっこや野球で飛び回ってました。当然のことながら誤って蓋の無い肥溜めに落ちた者が何人もいました。その時に助けたときの強烈な臭いと叱られたことが今でも記憶にあります。
その後は、あちこちで農家も畑も少なくなり東京都が吸引式の車(バキュームカー)を配置してくみ取りることになりました。畑で下肥処分することができないので、仕方なく船で東京湾の沖合に運んで捨てていたことはそんなに昔の話ではないですね。
今では、ほぼ100%が水洗トイレとなっているので、このような展示物がないと昔の生活の歴史を知ることができません。でも、今の子供は展示物を見て理解できるかな~と思います。だって、当時の肥溜めがあった場所(畑)には、綺麗なマンションが建っているからね!!
さて、話は他の展示物に戻りますが、新鮮な野菜は流通拠点である千住市場へ運ばれました。
なかでも長ネギは「千住ネギ」と言われる高級ネギとなっています。でも現在は殆どが中川を渡った千葉県松戸市あたりが主な産地のようですが!?。
その他1階には、江戸時代から続く紙漉きから発展した張り子の人体模型や学芸員が集めた張子の工芸品などの展示してありました。
これは明治時代に発明された手動洗濯器です。説明書きに洗濯機ではありませんと書いてありました。この拘りが凄い!?
続いて2階ギャラリーに上がると、近代産業に関する展示物でした。明治時代になると川と地下水、平坦な土地、船運にめぐまれた東郊は多種の工業化が始まりました。
見る角度(場所)によって煙突が1本~4本に見え「おばけ煙突」と言われた千住火力発電所です。今は現存してませんが、近くに発電所があり安定した電力が供給されると金属加工産業が進み東郊地域がは東京の工業地帯となりました。その反面、戦時中は米軍の空襲目標となりました。
一般人も木製銃剣で訓練していました。
高射砲で撃ち落とされた米軍のB29爆撃機のプロペラの一部です。その横には墜落死した米軍の兵隊の勇気を称える石碑が添えてあります。戦争相手であっても相手の人間性を尊重していた当時の村民の優しさが感じ取れました。
続いて、第2展示室に入ります。ここは戦後の人工急増に対応するため東京都が供給した住宅(都営住宅)の実物大模型が展示されていました。
-----当時の都営住宅の姿をガラス越しに撮ったので、スマホと当時の蛍光灯が写り込んでいます。(撮影技術がなくスイマセン)-----
その昔には、私の家の近所にも同じように木造平屋1軒を2戸が分割利用する「棟割長屋」方式の都営住宅が多くありました。そこには、多くの同級生が住んでいたので、よく遊びに行ってました。
当時の都営住宅の実物大模型です。玄関先の感じは当時の友人宅を思い出します。
室内に置かれた生活用品は実物のようです。
テレビ前の丸い茶ぶ台・・ドリフターズや萩本欽ちゃんのコントに良く出できましたね!
茶椀の柄も懐かしです。
お勝手(台所)もこんな感じでしたね。
トイレ(便所)は、くみ取り式で裸電球の明かり、蝿が飛ぶのでハエたたきが必須でしたね。
夏には縁側に座ってスイカを食べたり、線香花火で遊んだ記憶が蘇ってきます。
標準の間取りは4.5畳と6畳の和室に台所と物置です。このため最初の頃は風呂がなく銭湯や貰い湯でした。そのうち内湯が流行りだすと勝手口側に風呂場を増築してました。
すっかり、昭和30~40年の子供の頃に戻った気がした展示館でした。
展示館に併設して回遊式日本庭園の東渕江庭園が作られています。
カシやナラの広葉樹と滝から流れ落ちる池の庭園です。
池の反対に見える建物が展示館です。
池を一周して戻って来ました。紅葉には少し早かったようです。
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<本日のおまけ>
帰り道に区民農園で秋空に向かって咲いていた大輪の花を発見しました。
ダリアでしょうか? 白地に薄紫色の外輪花の綺麗な花でした。
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本日もダラダラと続く記事でしたが、最後までお付き合いをしていただきまして有難うございました。
では!またね。
甥の結婚式で静岡にちょい旅 [街歩き]
珍しいブーメラン進路となった台風14号の通過直後でしたが、甥の結婚式に出席するため静岡市に向かいました。
----台風進路図はウェザーニュースの配信図を借用しました。---
今回の台風は北上できずに、いまだに伊豆諸島付近に居座っていますが、東海地方の雨は上がっているようなので安心して出発できます。
----天気図はウェザーニュースの配信図を借用しました。---
実は甥の結婚式は当初は5月に予定していましたが、コロナ禍のため苦渋の決断で延期されました。また、数日前予想では中部地方に上陸するルートもあったため一時は開催が心配されていましたが、今日は台風一過の晴天のようです。
久しぶりのJR東海の新幹線に乗りますが、ちょうど昼時なので東京駅構内で、まずは腹ごしらえです。コロナ騒ぎがなければ駅弁を買い込んで景色を見ながらパクパクなのですが、この時期は車内での飲食はできないので構内をウロウロ!! 決局はJR東海の改札近くにある"蕎麦29"という立食いそばが目に入りました。
店入口の券売機を見て種類の少なさに驚きです。ピリ辛29蕎麦、29丼単品、温蕎麦&29丼、冷蕎麦&肉丼の4種類だけです。普通の立ち食い蕎麦屋にある天ぷら蕎麦やカレー蕎麦といったものはありません。よっぽど蕎麦と29=>肉に自信があるのか? 一瞬どうするか迷いましたが狭い店内を覗くと先客が一人だけで密が防げそうなので店に入りました。
注文したのは"冷蕎麦&肉丼"1,000円です。豚肉丼は自分には薄味でしたが美味しく食べられました。しかし注文受けてから茹で上げたという蕎麦は残念な味でした。
テーブルに置いてあった説明書きのように食しましたが、麺童としてはgoodマークは付けられませんでした。
最初から生卵付き、ネギは白髪ネギ切りにしたり、揚げ玉や唐辛子、ゆず、山椒の3種の味変薬味が用意してあるのは良いのですが、蕎麦は香りがなく、硬さをコシの強さと勘違いしているような少し太めの蕎麦は、残念ながら自分の口には合いませんでした。東京駅構内ということで場所代が高いのは分かりますが・・・・茹でたて立ち食い蕎麦としては"小諸蕎麦"の麺のようになって欲しいです。今回は蕎麦の食レポ報告ではないのでこのへんで止めときます。
そんな不完全燃焼の気持ちでホームに上がると折返しの列車を清掃するスタッフが一列に並んでホームに入ってくる列車を待っていました。
新幹線が定刻通りに走れるのも、このような裏方スタッフのお陰です。有難うございます。
昼前後の各駅停車の"こだま号"なら座席も空いておりコロナ感染リスクも少ないだろうと予測したとおり車内はガラガラでした。
さて、東京では鈍よりした曇り空でしたが、新横浜を過ぎたころから青空が見え、小田原を過ぎると見える富士山は一部雲が掛かってはいるのですが、なだらかな姿が見えました。
静岡駅に到着しました。この駅に降りたのは初めてです。流石に県庁所在地であるため駅前は賑やかでした。先に宿泊するホテルに寄って礼服に着替えてから、駅前からの送迎バスに向かいます。
目の前に海が見える式場での結婚式と披露宴が始まりました。コロナ対策で式場内でもマスク着用でソーシャルディスタンスを確保するなど式場側も十分な対策を取っていました。
コロナ対策で披露宴も当初予定していた人数を半減させ、一般の式で良く見られる形式的な来賓挨拶も省き、その分は二人が準備した映像を流すなど手作り感一杯の式でした。
また、これも一般の式でありがちな一杯いかが?と挨拶代わりのビールのお酌継ぎ回しも禁止です。このためビールやその他の飲み物はすべて、テーブルに張り付いたスタッフにその都度1杯ずつグラスで持ってきてもらうことに・・・・。
若い二人をお祝いする祝い酒です。シャンパンの乾杯のあとは好きな日本酒に切替えしました。(酒飲みの勝手な言い訳です) 静岡産酒米の山田錦と南アルプスの天然水で作った地酒「花の舞」は、少し辛口のコメの香りがする美味しい酒でした。冷で燗でと味わううちに4本も飲んでしまいました。
披露宴がお開きとなり、宿泊するホテルに戻り着替えると、酔い冷ましに少し街中を見てみたい気になり・・できれば"静岡おでん"でもう一杯と散歩がてらに歩き出しました。(今回は一人旅なので自由気ままです)
フムフム!ここが静岡市役所静岡庁舎ですかぁ~!上部がライトアップされてとても綺麗です。
こんな調子でトボトボと歩き周りましたが、地方都市での21時を過ぎると車も道行く人も少なくなり、酔いが回ってきたせいか?? 方角も分からなくなりおでん屋は諦めて、途中のコンビニで寝酒用の缶酎ハイを買ってホテルに帰ってきました。未だに酔っても帰省本能は健在でした。
翌朝は快晴です。いつもよりはゆっくり起きて・・とは言っても6時前ですがシャワーを浴びて無精髭もそってスッキリ!さっぱりしました。さすがに純米吟醸酒は二日酔いにならないですね!? 8時にはホテルをチェックアウトして、昨夜の足取りを確認しながら、予定していた駿府城公園に向かいました。
駿府城公園は、徳川家康が幼少の竹千代の時から3回も住んだと言われる駿府城の跡地にできた公園です。残念ながら当時の天守閣は残存してませんが、一部に当時の石積みが発掘されています。現在も天守閣の跡地は発掘調査が続いています。
東御門の巽櫓です。昔はこんな櫓が城のの四方に作られていました。
東御門橋を渡り東御門をくぐるとL字形に直角に曲がる防御用広場(桝形虎口)となっており、次の門は右にあります。最初の門が破られて敵が侵入してきても内門が閉ざされているのでこの広場で進行を止め、門の上手の狭間から弓や鉄砲などで打陣するための防御設計です。
現在の場内は多くの木々が植えられて市民の憩いの場となっていました。
当時は3層の内堀に囲われた大きな城であったことが伺えます。
当時の内堀石積みが発掘されています。
現在も天守閣跡地では発掘調査が続いています。
天守閣跡地前には鷹狩に向かう徳川家康の銅像が立っています。
銅像の脇には家康公のお手植えされたと言われる少し小ぶりの"みかん"の木が今も実を着けていました。小一時間をかけて公園内をゆっくり回つてくると園内にある「おでんやおばちゃん駿府城公園店」という茶屋からおでんを煮込む良い匂いが漂って来ました。
そういえば、まだ朝食を食べてないし、昨夜も静岡おでんに会えなかったので、「お早うございます」と茶屋の暖簾をくぐりました。店名が「おでんやおばちゃん」ですが、出てきたのはオジサンでした。
まだ朝の9時過ぎですが「おでん食べられますか?」と聞くと「いま煮込んだのであと1時間だね」と残念ながら食べられませんでした。その後に話し込んだら
(1)静岡駅南口から3分歩いたところにある「まるしま」という店が朝8時からやっている。
(2)おでんの他におにぎりや海苔巻などもある。
(3)爺さん婆さんが店をやってるがもうすぐ店を畳む予定という有力情報を聞きました。
これは行かなくてはなりませんね! 時間もタップリあるのでネットで地図を調べずに自分の鼻センサーだけで店探しです。大体このような店は、大通りの一本横道を入ったところにあるものです。予想通り店を発見しました。
店に入ると昔の寅さん映画にでてきそうな店でした。
おでんは小皿を持っておでん鍋から自分で好きなものを持ってきます。どれでも1本60円とリーズナブルです。やはり、黒はんぺんと卵は外せないです。おでん種をとったら魚粉と辛子で食べるのが"静岡おでん"です。
お茶も出してくれました。おでんは意外とあっさり味なので何本でも食べられそうです。
また、前日に飲みすぎたので味噌汁も注文しました。美味しくいただきました。
<追伸>
店の女将さん(ばあちゃん)に聞いたら、57年続いた店は今年の12月に閉店するそうです。
このような庶民的な店が無くなってしまうのは残念ですね。
---本日のおまけ---
帰りも富士川を渡るときに見える富士山です。
最後までお付き合いをいただきまして有難うございました。
では!またね。
1号車の思わぬところからの"きしみ音"を修理 [自転車]
マイバイク1号機のシェファード号が最近シュキュ!と言うような"きしみ音"がダウンチューブ付近から発するようになりました。
"きしみ音"の発生を聞き取ると、右側ペダルを時計針の1〜2時の位置から強く踏み込んだときに発生し、左側ペタルを踏んたときや逆回転時には発生しません。
実は以前にもボトルホルダー取り付け用のナット部が腐食してしまい、ボルトが緩んで"きしみ音"が発生しました。このため再びボルトに緩みがないか点検しましたが問題ありませんでした。
前回の"きしみ音"はロードバイクに乗り始めて半年くらいで何の知識もなく、とあるサイクルショプ店員のアドバイスでB・B(ボトムブラケット)とスプロケットまで交換したのに解消せず、結局はボトルホルダーの取り付けボルトが原因でした。このときの記事が知りたい方は次のリンクからどうぞ!
今回は同様原因ではないので、ダウンチューブ付近を中心にボルト類の緩みがないか点検したところ、フロントギアの外側に付けてあるプラスチック製ギアカバーの固定部が4箇所のうち2箇所でヒビ割れているの発見しました。
ギアカバーはフロントギア側からボルトネジで止めてあるので、プラスドライバーでかんたんに外れます。
外したギアカバーの取付部を見ると、やはりひび割れを起こしていました。
このため応急処置として、プラスチック用接着剤で補修しましたが、やはり力がかかるフロントギヤであり、かつ80kg近い体重の乗務員ですから、すぐに"きしみ音"が出始めました。
ママチャリであれば気にしないのですが、ロードバイクやクロスバイクでは"きしみ音"は気になります。そして、気にしだすとガシガシと力強くペダルを踏む気になりませんね。
もう、部品交換しかありません。このような部品はヤフオクには出品されないので、Amazonで調べると・・・有りました。有りました。商品価格は597円ですが1品では商品代と同じくらいの送料がかかるので、ついでにグローブも一緒に注文し2千円超として送料無料。
さすがAmazonです。注文した翌日には商品が届きました。
交換時間は5分で完了しました。
交換後の試運転で"きしみ音"が無くなり、ストレスゼロとなりました。"きしみ音"が気になり始めて約1ヶ月間も我慢してましたが、もっと早く交換すればよかったですね。
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<追記>
台風14号の接近により雨が降っているので、先日ヤフオクで手に入れたデュアルコントロールレバーを交換しました。
デュアコンとはブレーキとギアを切替えるシフターが一体になっている部品であります。これまでは後輪のギア(8速スプロケット)を切替える右側のシフターの戻りバネが破損したため、自分でスプリングを加工して誤魔化しながら使ってきました。
いつかは交換しなければと思っていましたが、10年選手のシェファード号ですので、同型部品が見つからず、いままでヤフオクで探していました。
今回、同じ車種ですが年式が異なるので少し外形が違う部品がヤフオクに出品されました。ただし、左手側のフロントギヤ用のカバーが紛失しており、右手用のリアギア用カバーは一部が欠けている中古ジャンク品です。でも両方で110円+送料520円と安価であったのでヤフオクでポチッてしまいました。
フロントギヤ(3速)用デュアコンはカバーが欠損しているので予備部品として保管しておきます。(カバーが流用できれば交換したのですが外形が異なりました)
リアギア(8速)用のデュアコンはカバーが傷や一部欠損してますが我慢できる範囲です。
リアギア用のデュアコンを交換しています。これまでもシフターワイヤーとブレーキワイヤーとも交換を経験していたので要領は解ってます。楽に交換できました。
今回はリアギア用だけを交換したのでシフター外形が左右で多少異なりますが、リアギアの変速がカチカチと決まるようになりましたので"良し"としましょう。
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こんな記事で参考になれば幸いです。
では!またね