友人の畑のお手伝い(2024年9回目) 長芋の収穫と芋煮鍋を食べる [家庭菜園]
暦のうえでは小雪の時期となり気温が少しづつ下がってきましたが、たまたまポカポカと暖かい日となった月曜日に私が今年9回目となる友人の畑仕事のお手伝いに行ってきました。
今回の参加メンバーは畑オーナーと常連3人(カトさん、ブッちゃん、私)の応援者の他に前回参加したハヤちゃんとキタさん、更に横浜から久しぶり参加してくれたアライさんとなぜか長芋の収穫時期になると加わるサトキンさんという8人の共同作業です。
今日のメインミッションは①長芋の収穫②その他の野菜や果樹の収穫③採れた野菜類で芋煮鍋の昼食会です。
先ずは、いつものように畑の見回りです。野菜の成長は早く種を蒔いた葉っぱ類は大きく成長しています。もう少しで収穫時期となります。
ダイコンも大きくなりました。本日に間引いたダイコンは昼食の材料とお土産にしました。
今年は暑かったので植え付けが遅れたタマネギも育っています。
また、ニンニクも順調です。
夏にジトウムシの襲撃を受けたカトさんの野沢菜も何とか持ち直しています。
野沢菜の隣に植えたブロッコリーとダイコンも持ち直しています。
前回記事も紹介しました食用菊(カキノモト)です。メンバーの中には新潟生まれが多いので食用菊はソウルフードです。
第一ミッションの山芋(長芋と大和芋)掘りを開始します。棚を取り外し上に伸びた蔓や葉を切り取り山芋専用の育成トレイを掘り出します。
春先に種イモを長芋専用育成パイプに入る様に植え付けているので、自然薯のように掘り上げる苦労はありません。また、今年は短尺系のヤマトイモも植え付けました。
特に今日は若手が多いので掘るのは任せますが短尺系はパイプを使わないので土被りは浅いのですが横に自由に広がって掘るのに大変だったようです。
掘り手が「植え付けが下手だから掘るのが大変だ」とブツブツ言うので4月1日に40cm間隔で整然と植え付けたときの以下の写真を見せたら、その後は反論はありませんでした。(写真を残しておいて良かった)
次に畑オーナーと私は芋煮鍋の主役であるサトイモを掘ります。
今年のサトイモの出来は小粒ですが味には変わりないでしょう
芋類の掘り出しはみんなん任せて、私とサトキンさんが野菜以外の鍋材料を近くのスーパーに買い出しに行きました。帰ってきたらに山芋は掘りあがっていました。
そのほかに間引いたダイコン、ニンジン、ハクサイ、長ネギなども収穫しました。
今日の炊事係りは、カトさんと私です。
サトイモが小型のため皮を剥くのに手間取りましたが何とか準備できました。長老のカトさんは鍋奉行として君臨しています。
今回は人数が多いので鍋とコンロを2組用意して、芋煮風の野菜鍋と前回評判が良かったカレー鍋を作りました。食味の変化を付けるため前者はお切込み風の平たいウドン麺と豚肉を後者は讃岐うどん麺と鳥の手羽元を用意しました。
野菜が多いので最初に具材だけを鍋として食べてもらい。途中でうどんを入れました。
ポカポカとした日差しの中で車座となってワイワイと食べる鍋は最高ですね。
昼食後は、野菜や柚子や花(アスター)を収穫しました。この長芋は良くできました。
短系のヤマトイモ(イチョウ芋とか大和イモ)です。
花ユズはジャムや入浴用として、みんなで分けました。
この時期に咲き始めるアスターという花です。
去年まで生でパスタに使っていたトウガラシですが、今回の鍋用にカトさんがミルサーで粉(一味唐辛子)にしてくれました。これを芋煮丼に振りかけたら辛みと香りが良かったので収穫して持ち帰りました。
今日は人数も多く作業が短時間で終了したので、昼食を食べて帰路につきました。
---<今日のおまけ1:切り花のアスター>----
メンバーのキタさんが持ち帰ったアスターを花瓶にうけた写真を送ってきました。花の後ろに飾ってある森の水彩画はキタさんの趣味で書いているものです。
---<今日のおまけ2:長芋の切れ端とニンジンでコンソメスープを作る>---
お土産の長芋は形の良いものは人気ですが、切れ端などはの形が悪いものは貰い手が無いので私がお土産として頂きました。
翌日の朝食に持ち帰ったとナガイモとニンジンをさいの目切りしコンソメで煮てスープを作ってみました。けっこう手早く美味しいものが出来ました。
---<編集後記>---
本日も長々とした駄文日記にお付き合いいただきまして有難うございました。
12月4日以降はSSブログへの新規記事アップができなくなるらしいので、たぶんこの記事が最後と思います。
ブログを初めて5年がたち、皆様には沢山の閲覧&nice!を頂きまして重ねて御礼申し上げます。今後はCaesarブログへ移行を予定していますので、よろしかったら、また我流麺童のブログをご訪問ください。じゃぁ!またね~。
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同級生仲間と2023晩秋の中越へチョイ旅【二日目の紅葉見物】 [街歩き]
今年も中学時代の同級生たちとの一泊のチョイ旅に行ってきました。今回は男性3人+女性3人による新潟県中越地方(魚沼市から小千谷市)への旅行記事です。
---旅の一日目は別の記事となっているのでご覧になっていない方は先に一日目をご覧ください---
宿泊した"湯之谷けんぽセンター"の朝湯は5時から入浴可能であることから、5時に大浴場に向かいました。前夜とは男湯と女湯が入れ替わっていました。お湯の効能書きは以下の通りです。
温泉成分分析表を拡大すると源泉名は「芋川入温泉」、泉質は「アルカリ単純温泉」となっていました。適応は筋肉や関節の慢性的な痛みやこわ張りが最初に書いてあります。露天風呂はありませんが、水泡の出るバイブラ温泉で溢れるほど湯量がありました。
15分おきにブクブクと水泡が出ていました。肩や腰にジェット噴射を当てるとコリが取れ気持ちが良いです。
残念なのは一般のホテルや旅館では洗面所や風呂にサービスで置いてある剃刀、ヘアトニック、整髪料などのアニメティが無いことです。いや正しくはビジネスホテルと同様にフロントで有料販売なのです。これも低価格で泊まれるような工夫かもしれません。
風呂から出て、窓の外を見ると脇の斜面は紅葉していました。でも小雨が降っています。
テレビで天気予報を見ると曇りから晴れ間が期待できるような天気です。8時になったので朝食を頂きに食堂に行きます。
THE日本の朝食といった焼き鮭、納豆、温泉卵、湯豆腐、きんぴらごぼう、サラダ、香の物に白飯とみそ汁のメニューです。普段はお代わりしないのですが白飯は二杯食べてしまいました。新潟の飲むヨーグルト(ヤスダヨーグルト)も濃くて美味しかったです。ごちそうさまでした。
前日には予定した八海山ロープウェーからの紅葉見物を視界不良により取りやめたので、今日は紅葉が見えるよう期待して宿を10時にチェックアウトしました。
これから向かうのは、群馬県と福島県と新潟県に跨る尾瀬を水源とする奥只見川をせき止めて今から半世紀以上前の1960年に完成した奥只見ダム[高さ157m、全長480mの直線重力式コンクリートダム]です。実はこのダムは約30年ほど前に仕事で訪れたことがあるので他のメンバーに是非とも見てほしい場所でした。ちょうど宿泊した湯之谷温泉の前から国道352号線を山に向かい途中から奥只見シルバーラインという道路を走ります。奥只見シルバーラインは奥只見ダムを作るために、その資材運搬専用道路として建設された道路で19のトンネルが続き、全長22kmのうち18kmがトンネルという、国内でもまれな車両専用道路です。ちなみに二輪車や軽車両も通行禁止です。
最後のトンネルを抜けると紅葉が美しい稜線が見えます。
反対側に目を向けるとダムが見えます。
駐車場からダムまでは有料モノレールカー(片道100円)で登りました。
ダムの上にはこのダムを作った電源開発(JPOWER)の展示館がありました。
入り口でダムガードとボールペンを頂き、展示ホールでは当時のダム建設の苦労がわかる歴史的映像などのVTRを視聴しました。ダムカードは一番紅葉が綺麗な時の写真で作ったと思いますが今回訪問した紅葉も負けていないです(^^)
紅葉を楽しんだので、次は昼飯ですが、同行するメンバーに新潟県の中越地方で有名な本場の"へぎそば"を食べてもらおうと場所を選んだのが小千谷市です。奥只見ダムから魚沼市まで約1時間、小千谷市には更に30分をかけて車を走らせます。
小千谷市は約30年ほど前に仕事で訪れたことがあり、当時はこの地域でしか食べられなかった"へきそば"を初めて食べて美味しかった記憶がありました。小千谷でへぎそばが食べられる有名店のうち"角谷"か"わたや"を目指して車を走らせました。小千谷駅を通過して信濃川を渡って市街に入りました、久しぶりの小千谷ですが昔からの商店街はすっかりとシャッター商店街となっていました。
小千谷市は約30年ほど前に仕事で訪れたことがあり、当時はこの地域でしか食べられなかった"へきそば"を初めて食べて美味しかった記憶がありました。小千谷でへぎそばが食べられる有名店のうち"角谷"か"わたや"を目指して車を走らせました。小千谷駅を通過して信濃川を渡って市街に入りました、久しぶりの小千谷ですが昔からの商店街はすっかりとシャッター商店街となっていました。
ナビを頼りに最初は"わたや"に着きましたが、駐車場が満杯のため"角谷"に向かいました。角谷に到着したら店の前の駐車場には車がありません・・よく見ると定休日でした。しかたないので"わたや"に戻ったらちょうど駐車場が空いていました。
頼むのは"へぎそば"ですが、どのくらいの量を頼めばよいのか分からなかったので、最初は4人分×2ヘギと頼もうと店員さんに聞くと「食べた後で追加もできるので3人分×2ヘギで良いのでは?」とアドバイスがあったのでその通りとしました。また、舞茸天ぷらも3人分を注文しました。
ここは薬味にワサビと辛子が出てくるのですね。蕎麦に芥子は初めての経験でした。調べると中越地域では天然わさびが採れないため辛子で代用したらしいです。
へぎ蕎麦はつなぎに布海苔を使っているので、麺が少し緑色でツルツルしています。結果して3人前×2ヘギ=6人数分でぴったりでした。
----<へぎそばの"へぎ"ってなあに>---
へぎとはそばを盛っている四角い木製の器(片木)のことを言い、器を作るために木を剥いでことから「剥ぐ」がなまって「へいだ木」→「へぎ」となったようです。また、へぎにそばを一口づつ盛ってありますが、これを当地では「手振り盛り」と言っています。(ちなみに信州ではボッチ盛り)これは、当地では大昔から小千谷ちぢみで有名な織物の産地であったため、糸をつむぐ動作から来ていると聞きました。海が近いわけではない山間部ですが、織物の産地なので機織りに使う布海苔をそばの繋ぎに使った訳です。
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さて、お腹も一杯になったので後はお土産を買って帰ることにしました。最初は小千谷の道の駅に向かおうとしましたがネットで調べると水曜日は定休日でした。魚沼から小千谷にくる途中でも道の駅はあったのですが規模が小さそうなので調べると南魚沼の"雪あかり"という道の駅が大きそうなので、小千谷ICから高速道路で塩沢石打ICまで走りました。
道の駅ではそれぞれがお土産を買いましたが、さっきは"へぎそば"を食べたばかりなのに女性たちは「甘いものは別腹」と名物の"笹餅"を食べてました。
あとは、旅の起点である埼玉県の大宮に高速道路で帰るだけですが、レンタカーを返す予定時間には間に合いそうもないので、途中休憩した赤城サービスエリアから電話連絡を入れました。
魚沼市から小千谷市まで回ったので予定時間をオーバーし、さらに夕刻の大宮駅周辺は道路も混みあっていたので約1時間の超過でしたが、なんと超過分はサービスしてくれました。また、借りたセレナの燃費が良くて二日間(約600km)走ってきても返却前の1回給油で済みました。ニッサンレンタカー大宮東口店さん有難うございます。
魚沼市から小千谷市まで回ったので予定時間をオーバーし、さらに夕刻の大宮駅周辺は道路も混みあっていたので約1時間の超過でしたが、なんと超過分はサービスしてくれました。また、借りたセレナの燃費が良くて二日間(約600km)走ってきても返却前の1回給油で済みました。ニッサンレンタカー大宮東口店さん有難うございます。
レンタカーを返却してJR大宮で無事に解散しました。
----<おまけ>----
一日目の冒頭で、今回のチョイ旅アンケートをとったところ①紅葉見物②地域独特の食べ物③費用は安くという3つのミッションは十分に満足できたと思います。
記事には費用ことに触れていなかったのですが6人分の費用総額が116,143円(一人当たり2万円弱)でした。今回は宿もレンタカーもメンバーの勤務先の組合や厚生施設補助を有効に使わせて頂いたので安く旅ができました。
---<編集後記>---
---<編集後記>---
今回も長々とした2回にわたった記事にお付き合いいただきまして有難うございます。
私の記事はグルメブログでないので美味しい料理を細かく表すことができませんでした。
また、旅行記としては情報不足で何にも参考になることは無かったかもしれません。
でも、一年に一回の仲間たちとの旅を記録に残すために一所懸命に書いてみました。
今後も気が向いたらブログ記事をアップしますので、よろしかったらお付き合いください。
それではバイチャ
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同級生仲間と2024晩秋の中越へチョイ旅【一日目の宿到着まで】 [街歩き]
紅葉見物のニュースがマスコミ放送されている時期に今年も中学時代の同級生たちとの一泊のチョイ旅に行ってきました。今回は男性3人+女性3人による新潟県中越地方への旅行記事です。
メンバー間でのLINEによる事前調整の時に"今回の旅行は紅葉を観たい""地元独特の美味しいものを食べたい""なるべく安く"というリクエストがあり、ツアコン役の私は2か月前からNet情報や新潟生まれの会社員時代の同僚から情報を集めて企画を立案しました。
宿泊先はメンバーのE君が以前に仕事関係のあった保養施設にビジターで安く宿泊させていただくことで直ぐに決まりました。そして、今までのチョイ旅と大きく異なるのは、これまでは主に鉄道を使った公共交通機関を使っていたのに対して今回はレンタカーを使ったことです。それは①観光ポイントが広範囲となる新潟県の中越地域は公共交通網(鉄道、バス、タクシー)の足回りが限られている②紅葉見物は山に入らなくてはならない③JR新幹線を使うよりは高速道路を使ったレンタカーの方が安価(6人乗車できるワンボックス)からです。
集合場所は皆が住んでいる地域の中央部であるJR大宮駅の待ち合わせポイントである"豆の木モニュメント"にしました。大宮駅は平日9時でもサラリーマンや学生さんたちで凄い人です。
そして、初めてのレンタカーは大宮駅周辺に多くありますが、たまたまメンバーのYさんの勤務先の厚生補助が使える"ニッサンレンタカー"を予約しました。車種は6人が余裕で座れる"セレナクラス"にしました。
駅から徒歩5分ほどでニッサンレンタカー大宮東口店に到着しました。貸出手続きと車の装備品等の説明を受けて、さあ出発です。運転手は男性3人が交代で行います。最初は私が運転します。
貸し出しを受けた日産セレナは2年物で外内装とも綺麗です。自分の年式車と異なり最新式のインテリジェンス機能が装備された車のため使い勝手が異なるもの、少し走ると慣れてきました。ただし、困ったのがカーナビの道案内が川越ICからの高速道路利用が優先されて、自分が乗ろうとした東松山ICを選んでくれないので音声案内を聞き流すのが辛かったです。ナビが選んだ道を外れた時のリルート機能にAI機能を付けてほしいですね。
さて、関越高速道を北に順調に走り出しながら車内で行先を協議しました。事前調査では六日町の清津峡渓谷トンネルと南魚沼の八海山ロープウエーの二か所が候補に挙がっていましたが、繁忙期の清津峡トンネルは見学時間が予約制で、昼食時間を考慮すると時間的余裕がなさそうなので八海山ロープウエーにしました。
清津峡渓谷トンネルは以下のリンクを参照してください。観光トンネルはSNSで有名です
https://nakasato-kiyotsu.com/
https://nakasato-kiyotsu.com/
そうと決まれば昼食場所を探します。車内で協議の結果、八海山に向かう途中の"魚沼の里そば屋長森"としました。魚沼の里は蕎麦屋のほかに八海山雪室、ビール醸造所、ウィスキー貯蔵庫、食堂、農園、お菓子屋さん、お土産屋さんなどの複合施設でした。
そば屋長森の前に着きました。
長森は、古民家を移築した趣のある建物です。入り口の引き戸扉高が低いので屈みながら入店します。
店内に入ってすぐに囲炉裏があり、その先の座敷に通されました。江戸切り蕎麦のようで二八・田舎・十割の3種があり,つけ汁も甘口と辛口(濃い口)を選べます。迷いながらも田舎と十割の二種類を濃い口で頼みました。仲居嬢さんに田舎と十割の違いを聞いたら「田舎は蕎麦粉90%、十割は100%」と回答が帰ってきましたが、本来は蕎麦粉の引き方と割子の比率と麺の太さが違うのでは?と思いました。悩んだ結果、自分は田舎の大盛にしました。
最初に出てきたお茶は"そば茶"でした。やはり、これでなくてはいけないですね。
私は田舎・友人は十割を注文してシェアして味比べ。どちらも蕎麦の香りが弱く、麺は田舎も十割もコシがあるというより硬い蕎麦でした。お腹がいっぱいになったので八海山に向かいます。手前の尾根は曇りですが、高い山を見上げると雨雲がかかっています。
八海山ロープウエーに到着しました。駐車場にはマイカーと観光バスが止まっています。ロープウエーは運行していますが、2基目のゴンドラ支柱の先は雨雲がかかって真っ白です。これでは展望台に上っても視界ゼロは間違いないので私たちは乗車中止としました。ゴンドラを見ると団体客が乗車しようとしてますが、これはツアーに入っているからでしょうね!!
紅葉見物は翌日とする速めの判断でロープウエー料金2,800円/人分が浮きました。
八海山ロープウエーの詳細は下記リンクからどうぞ。天気が良ければ展望台からの景色は最高でしょうね
https://www.princehotels.co.jp/ski/hakkaisan/informations/ropeway/guide/
続いて向かうのは魚沼市にある西福寺開山堂です。ここは、事前調査で新潟を良く知る昔の同僚からぜひ見た方が良いよと推薦を受けただけある見ごたえのあるお寺でした。石川雲蝶という江戸時代の彫刻師が彫り上げた木彫や漆喰や襖絵が作り上げたお寺の内装でした。無料駐車場に車を止めて案内ルートに従って、山門(赤門)に向います。
赤門の前に立つ、雲蝶作の二つの石碑。右側の火除地蔵はこの村を火災から守っています。左側の『禁葷酒(きんくんしゅ)』と刻まれた石碑は、禅宗の山門に立ち戒めを説くもので、
葷とはにんにく、韮類のことをいいます。段を上がった山門脇の仁王像は雲蝶よりも古い時代(一説には戦国時代)のもので歴史を感じさせられます。
続いて、山門(白門)です。こちらの仁王像は平成22年の白門改修にあわせ仏師山本桃楓(長岡市在住)作による木彫です。
白門の先に本堂(右側)と開山堂(左側の格子状の屋根)が見えます。右側のお堂は白山神社。
開山堂の前に立つと格子状の屋根の下に古い茅葺屋根のお堂があり、おそらく雪深い地域であるため茅葺のお堂を守るために後から二重屋根を作ったものと思われます。
開山堂の欄間の彫り物も石川雲蝶の作品でしょうか?立体的な見事な彫り物です。脇を見ると石川雲蝶生誕200年の記念事業として平成23年に建立された石川雲蝶の銅像があります。
いよいよ、本堂脇の庫裏から中の見学に入ります(入館料500円)。
お寺の外は撮影可能ですが、中は撮影禁止です。とはいうものの、これではブログを読んでくださる方に伝わらないのでお寺のパンレット写真よりお借りして貼り付けました。
堂内の天井三間四方全面に施された大彫刻は曹洞宗開祖である道元禅師が修行の際に出会った猛虎を調伏した様子「道元禅師猛虎調伏の図」となっており、透かし彫りの繊細さと極彩色のあざやかさで、観る人に感動を与えます。開山堂見学の前に本堂で説明用VTRを見ると細かくその他の漆喰や襖絵や遊び心の接ぎ木などの説明がありますので是非ご覧いただきたいと思います。天井の彫り物の中に虎の他に鯉・雀・小鳥・猿などが彫られており、これを探すだけでも楽しめます。でも天井を凝視していると首が疲れます(笑)←不謹慎
お寺のHPのアドレスを以下に添付しますので、詳細はご覧ください。
https://www.saifukuji-k.com/
拝観終了時間の16時となったので宿泊場所である湯之谷健保センターに向かいます。車で約30分ほどで到着しました。
夕食時間の18時まで時間があるので大浴場で一汗流してから一息つきます。
お湯はアルカリ温泉ですのでしっとりとした感じです。この宿泊施設は5つの健保組合の共同保養所のため一般ホテルや旅館と異なり使用できる人が限られ、また平日であったことから静かにゆったりと過ごすことができました。(最近の観光地はインバンドで外国人がウロウロ・ガヤガヤしているようですが、ここは見かけませんでした)
夕食時間となりました。まずはビールで乾杯です。続いて地酒(緑川)を楽しみました。
お料理の献立表です。
どれも地のものが中心で、ご飯は地元のコシヒカリでした。料理全部が美味しかったです。ごちそうさまでした(^^)
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二日目の様子は次のレポートに続きます。
ずらずらと書き留めた日記にお付き合いいただきまして、有難うございました。
続きは急いで書きますので、よろしくお願いします。
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