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同級生仲間と2024晩秋の中越へチョイ旅【一日目の宿到着まで】 [街歩き]

紅葉見物のニュースがマスコミ放送されている時期に今年も中学時代の同級生たちとの一泊のチョイ旅に行ってきました。今回は男性3人+女性3人による新潟県中越地方への旅行記事です。

メンバー間でのLINEによる事前調整の時に"今回の旅行は紅葉を観たい""地元独特の美味しいものを食べたい""なるべく安く"というリクエストがあり、ツアコン役の私は2か月前からNet情報や新潟生まれの会社員時代の同僚から情報を集めて企画を立案しました。

宿泊先はメンバーのE君が以前に仕事関係のあった保養施設にビジターで安く宿泊させていただくことで直ぐに決まりました。そして、今までのチョイ旅と大きく異なるのは、これまでは主に鉄道を使った公共交通機関を使っていたのに対して今回はレンタカーを使ったことです。それは①観光ポイントが広範囲となる新潟県の中越地域は公共交通網(鉄道、バス、タクシー)の足回りが限られている②紅葉見物は山に入らなくてはならない③JR新幹線を使うよりは高速道路を使ったレンタカーの方が安価(6人乗車できるワンボックス)からです。

集合場所は皆が住んでいる地域の中央部であるJR大宮駅の待ち合わせポイントである"豆の木モニュメント"にしました。大宮駅は平日9時でもサラリーマンや学生さんたちで凄い人です。

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そして、初めてのレンタカーは大宮駅周辺に多くありますが、たまたまメンバーのYさんの勤務先の厚生補助が使える"ニッサンレンタカー"を予約しました。車種は6人が余裕で座れる"セレナクラス"にしました。

駅から徒歩5分ほどでニッサンレンタカー大宮東口店に到着しました。貸出手続きと車の装備品等の説明を受けて、さあ出発です。運転手は男性3人が交代で行います。最初は私が運転します。

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貸し出しを受けた日産セレナは2年物で外内装とも綺麗です。自分の年式車と異なり最新式のインテリジェンス機能が装備された車のため使い勝手が異なるもの、少し走ると慣れてきました。ただし、困ったのがカーナビの道案内が川越ICからの高速道路利用が優先されて、自分が乗ろうとした東松山ICを選んでくれないので音声案内を聞き流すのが辛かったです。ナビが選んだ道を外れた時のリルート機能にAI機能を付けてほしいですね。

さて、関越高速道を北に順調に走り出しながら車内で行先を協議しました。事前調査では六日町の清津峡渓谷トンネルと南魚沼の八海山ロープウエーの二か所が候補に挙がっていましたが、繁忙期の清津峡トンネルは見学時間が予約制で、昼食時間を考慮すると時間的余裕がなさそうなので八海山ロープウエーにしました。

清津峡渓谷トンネルは以下のリンクを参照してください。観光トンネルはSNSで有名です
https://nakasato-kiyotsu.com/

そうと決まれば昼食場所を探します。車内で協議の結果、八海山に向かう途中の"魚沼の里そば屋長森"としました。魚沼の里は蕎麦屋のほかに八海山雪室、ビール醸造所、ウィスキー貯蔵庫、食堂、農園、お菓子屋さん、お土産屋さんなどの複合施設でした。

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そば屋長森の前に着きました。

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長森は、古民家を移築した趣のある建物です。入り口の引き戸扉高が低いので屈みながら入店します。

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店内に入ってすぐに囲炉裏があり、その先の座敷に通されました。江戸切り蕎麦のようで二八・田舎・十割の3種があり,つけ汁も甘口と辛口(濃い口)を選べます。迷いながらも田舎と十割の二種類を濃い口で頼みました。仲居嬢さんに田舎と十割の違いを聞いたら「田舎は蕎麦粉90%、十割は100%」と回答が帰ってきましたが、本来は蕎麦粉の引き方と割子の比率と麺の太さが違うのでは?と思いました。悩んだ結果、自分は田舎の大盛にしました。

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最初に出てきたお茶は"そば茶"でした。やはり、これでなくてはいけないですね。

私は田舎・友人は十割を注文してシェアして味比べ。どちらも蕎麦の香りが弱く、麺は田舎も十割もコシがあるというより硬い蕎麦でした。お腹がいっぱいになったので八海山に向かいます。手前の尾根は曇りですが、高い山を見上げると雨雲がかかっています。

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八海山ロープウエーに到着しました。駐車場にはマイカーと観光バスが止まっています。ロープウエーは運行していますが、2基目のゴンドラ支柱の先は雨雲がかかって真っ白です。これでは展望台に上っても視界ゼロは間違いないので私たちは乗車中止としました。ゴンドラを見ると団体客が乗車しようとしてますが、これはツアーに入っているからでしょうね!!

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紅葉見物は翌日とする速めの判断でロープウエー料金2,800円/人分が浮きました。

八海山ロープウエーの詳細は下記リンクからどうぞ。天気が良ければ展望台からの景色は最高でしょうね

https://www.princehotels.co.jp/ski/hakkaisan/informations/ropeway/guide/

続いて向かうのは魚沼市にある西福寺開山堂です。ここは、事前調査で新潟を良く知る昔の同僚からぜひ見た方が良いよと推薦を受けただけある見ごたえのあるお寺でした。石川雲蝶という江戸時代の彫刻師が彫り上げた木彫や漆喰や襖絵が作り上げたお寺の内装でした。無料駐車場に車を止めて案内ルートに従って、山門(赤門)に向います。

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赤門の前に立つ、雲蝶作の二つの石碑。右側の火除地蔵はこの村を火災から守っています左側の『禁葷酒(きんくんしゅ)』と刻まれた石碑は、禅宗の山門に立ち戒めを説くもので、
葷とはにんにく、韮類のことをいいます。段を上がった山門脇の仁王像は雲蝶よりも古い時代(一説には戦国時代)のもので歴史を感じさせられます。
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続いて、山門(白門)です。こちらの仁王像は平成22年の白門改修にあわせ仏師山本桃楓(長岡市在住)作による木彫です。
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白門の先に本堂(右側)と開山堂(左側の格子状の屋根)が見えます。右側のお堂は白山神社。
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開山堂の前に立つと格子状の屋根の下に古い茅葺屋根のお堂があり、おそらく雪深い地域であるため茅葺のお堂を守るために後から二重屋根を作ったものと思われます。
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開山堂の欄間の彫り物も石川雲蝶の作品でしょうか?立体的な見事な彫り物です。脇を見ると石川雲蝶生誕200年の記念事業として平成23年に建立された石川雲蝶の銅像があります。
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いよいよ、本堂脇の庫裏から中の見学に入ります(入館料500円)。
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お寺の外は撮影可能ですが、中は撮影禁止です。とはいうものの、これではブログを読んでくださる方に伝わらないのでお寺のパンレット写真よりお借りして貼り付けました。
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堂内の天井三間四方全面に施された大彫刻は曹洞宗開祖である道元禅師が修行の際に出会った猛虎を調伏した様子「道元禅師猛虎調伏の図」となっており、透かし彫りの繊細さと極彩色のあざやかさで、観る人に感動を与えます。開山堂見学の前に本堂で説明用VTRを見ると細かくその他の漆喰や襖絵や遊び心の接ぎ木などの説明がありますので是非ご覧いただきたいと思います。天井の彫り物の中に虎の他に鯉・雀・小鳥・猿などが彫られており、これを探すだけでも楽しめます。でも天井を凝視していると首が疲れます(笑)←不謹慎
お寺のHPのアドレスを以下に添付しますので、詳細はご覧ください。
https://www.saifukuji-k.com/
拝観終了時間の16時となったので宿泊場所である湯之谷健保センターに向かいます。車で約30分ほどで到着しました。
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夕食時間の18時まで時間があるので大浴場で一汗流してから一息つきます。
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お湯はアルカリ温泉ですのでしっとりとした感じです。この宿泊施設は5つの健保組合の共同保養所のため一般ホテルや旅館と異なり使用できる人が限られ、また平日であったことから静かにゆったりと過ごすことができました。(最近の観光地はインバンドで外国人がウロウロ・ガヤガヤしているようですが、ここは見かけませんでした)
夕食時間となりました。まずはビールで乾杯です。続いて地酒(緑川)を楽しみました。
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お料理の献立表です。
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どれも地のものが中心で、ご飯は地元のコシヒカリでした。料理全部が美味しかったです。ごちそうさまでした(^^)
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二日目の様子は次のレポートに続きます。

ずらずらと書き留めた日記にお付き合いいただきまして、有難うございました。
続きは急いで書きますので、よろしくお願いします。
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