同級生仲間と2023晩秋の中越へチョイ旅【二日目の紅葉見物】 [街歩き]
今年も中学時代の同級生たちとの一泊のチョイ旅に行ってきました。今回は男性3人+女性3人による新潟県中越地方(魚沼市から小千谷市)への旅行記事です。
---旅の一日目は別の記事となっているのでご覧になっていない方は先に一日目をご覧ください---
宿泊した"湯之谷けんぽセンター"の朝湯は5時から入浴可能であることから、5時に大浴場に向かいました。前夜とは男湯と女湯が入れ替わっていました。お湯の効能書きは以下の通りです。
温泉成分分析表を拡大すると源泉名は「芋川入温泉」、泉質は「アルカリ単純温泉」となっていました。適応は筋肉や関節の慢性的な痛みやこわ張りが最初に書いてあります。露天風呂はありませんが、水泡の出るバイブラ温泉で溢れるほど湯量がありました。
15分おきにブクブクと水泡が出ていました。肩や腰にジェット噴射を当てるとコリが取れ気持ちが良いです。
残念なのは一般のホテルや旅館では洗面所や風呂にサービスで置いてある剃刀、ヘアトニック、整髪料などのアニメティが無いことです。いや正しくはビジネスホテルと同様にフロントで有料販売なのです。これも低価格で泊まれるような工夫かもしれません。
風呂から出て、窓の外を見ると脇の斜面は紅葉していました。でも小雨が降っています。
テレビで天気予報を見ると曇りから晴れ間が期待できるような天気です。8時になったので朝食を頂きに食堂に行きます。
THE日本の朝食といった焼き鮭、納豆、温泉卵、湯豆腐、きんぴらごぼう、サラダ、香の物に白飯とみそ汁のメニューです。普段はお代わりしないのですが白飯は二杯食べてしまいました。新潟の飲むヨーグルト(ヤスダヨーグルト)も濃くて美味しかったです。ごちそうさまでした。
前日には予定した八海山ロープウェーからの紅葉見物を視界不良により取りやめたので、今日は紅葉が見えるよう期待して宿を10時にチェックアウトしました。
これから向かうのは、群馬県と福島県と新潟県に跨る尾瀬を水源とする奥只見川をせき止めて今から半世紀以上前の1960年に完成した奥只見ダム[高さ157m、全長480mの直線重力式コンクリートダム]です。実はこのダムは約30年ほど前に仕事で訪れたことがあるので他のメンバーに是非とも見てほしい場所でした。ちょうど宿泊した湯之谷温泉の前から国道352号線を山に向かい途中から奥只見シルバーラインという道路を走ります。奥只見シルバーラインは奥只見ダムを作るために、その資材運搬専用道路として建設された道路で19のトンネルが続き、全長22kmのうち18kmがトンネルという、国内でもまれな車両専用道路です。ちなみに二輪車や軽車両も通行禁止です。
最後のトンネルを抜けると紅葉が美しい稜線が見えます。
反対側に目を向けるとダムが見えます。
駐車場からダムまでは有料モノレールカー(片道100円)で登りました。
ダムの上にはこのダムを作った電源開発(JPOWER)の展示館がありました。
入り口でダムガードとボールペンを頂き、展示ホールでは当時のダム建設の苦労がわかる歴史的映像などのVTRを視聴しました。ダムカードは一番紅葉が綺麗な時の写真で作ったと思いますが今回訪問した紅葉も負けていないです(^^)
紅葉を楽しんだので、次は昼飯ですが、同行するメンバーに新潟県の中越地方で有名な本場の"へぎそば"を食べてもらおうと場所を選んだのが小千谷市です。奥只見ダムから魚沼市まで約1時間、小千谷市には更に30分をかけて車を走らせます。
小千谷市は約30年ほど前に仕事で訪れたことがあり、当時はこの地域でしか食べられなかった"へきそば"を初めて食べて美味しかった記憶がありました。小千谷でへぎそばが食べられる有名店のうち"角谷"か"わたや"を目指して車を走らせました。小千谷駅を通過して信濃川を渡って市街に入りました、久しぶりの小千谷ですが昔からの商店街はすっかりとシャッター商店街となっていました。
小千谷市は約30年ほど前に仕事で訪れたことがあり、当時はこの地域でしか食べられなかった"へきそば"を初めて食べて美味しかった記憶がありました。小千谷でへぎそばが食べられる有名店のうち"角谷"か"わたや"を目指して車を走らせました。小千谷駅を通過して信濃川を渡って市街に入りました、久しぶりの小千谷ですが昔からの商店街はすっかりとシャッター商店街となっていました。
ナビを頼りに最初は"わたや"に着きましたが、駐車場が満杯のため"角谷"に向かいました。角谷に到着したら店の前の駐車場には車がありません・・よく見ると定休日でした。しかたないので"わたや"に戻ったらちょうど駐車場が空いていました。
頼むのは"へぎそば"ですが、どのくらいの量を頼めばよいのか分からなかったので、最初は4人分×2ヘギと頼もうと店員さんに聞くと「食べた後で追加もできるので3人分×2ヘギで良いのでは?」とアドバイスがあったのでその通りとしました。また、舞茸天ぷらも3人分を注文しました。
ここは薬味にワサビと辛子が出てくるのですね。蕎麦に芥子は初めての経験でした。調べると中越地域では天然わさびが採れないため辛子で代用したらしいです。
へぎ蕎麦はつなぎに布海苔を使っているので、麺が少し緑色でツルツルしています。結果して3人前×2ヘギ=6人数分でぴったりでした。
----<へぎそばの"へぎ"ってなあに>---
へぎとはそばを盛っている四角い木製の器(片木)のことを言い、器を作るために木を剥いでことから「剥ぐ」がなまって「へいだ木」→「へぎ」となったようです。また、へぎにそばを一口づつ盛ってありますが、これを当地では「手振り盛り」と言っています。(ちなみに信州ではボッチ盛り)これは、当地では大昔から小千谷ちぢみで有名な織物の産地であったため、糸をつむぐ動作から来ていると聞きました。海が近いわけではない山間部ですが、織物の産地なので機織りに使う布海苔をそばの繋ぎに使った訳です。
---------
さて、お腹も一杯になったので後はお土産を買って帰ることにしました。最初は小千谷の道の駅に向かおうとしましたがネットで調べると水曜日は定休日でした。魚沼から小千谷にくる途中でも道の駅はあったのですが規模が小さそうなので調べると南魚沼の"雪あかり"という道の駅が大きそうなので、小千谷ICから高速道路で塩沢石打ICまで走りました。
道の駅ではそれぞれがお土産を買いましたが、さっきは"へぎそば"を食べたばかりなのに女性たちは「甘いものは別腹」と名物の"笹餅"を食べてました。
あとは、旅の起点である埼玉県の大宮に高速道路で帰るだけですが、レンタカーを返す予定時間には間に合いそうもないので、途中休憩した赤城サービスエリアから電話連絡を入れました。
魚沼市から小千谷市まで回ったので予定時間をオーバーし、さらに夕刻の大宮駅周辺は道路も混みあっていたので約1時間の超過でしたが、なんと超過分はサービスしてくれました。また、借りたセレナの燃費が良くて二日間(約600km)走ってきても返却前の1回給油で済みました。ニッサンレンタカー大宮東口店さん有難うございます。
魚沼市から小千谷市まで回ったので予定時間をオーバーし、さらに夕刻の大宮駅周辺は道路も混みあっていたので約1時間の超過でしたが、なんと超過分はサービスしてくれました。また、借りたセレナの燃費が良くて二日間(約600km)走ってきても返却前の1回給油で済みました。ニッサンレンタカー大宮東口店さん有難うございます。
レンタカーを返却してJR大宮で無事に解散しました。
----<おまけ>----
一日目の冒頭で、今回のチョイ旅アンケートをとったところ①紅葉見物②地域独特の食べ物③費用は安くという3つのミッションは十分に満足できたと思います。
記事には費用ことに触れていなかったのですが6人分の費用総額が116,143円(一人当たり2万円弱)でした。今回は宿もレンタカーもメンバーの勤務先の組合や厚生施設補助を有効に使わせて頂いたので安く旅ができました。
---<編集後記>---
---<編集後記>---
今回も長々とした2回にわたった記事にお付き合いいただきまして有難うございます。
私の記事はグルメブログでないので美味しい料理を細かく表すことができませんでした。
また、旅行記としては情報不足で何にも参考になることは無かったかもしれません。
でも、一年に一回の仲間たちとの旅を記録に残すために一所懸命に書いてみました。
今後も気が向いたらブログ記事をアップしますので、よろしかったらお付き合いください。
それではバイチャ
---END---