黒磯温泉で同期会顛末記 [街歩き]
10月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いています。先日、最初の会社勤め時代の同期会に行ってきましたので記事にしてみました。
---<同期会の経過>---
すでに全員がOBとなっていますが、当時は新入社員の技術力向上のため、1年間はバラバラの配属事業所で実務を行いながら、1か月に1週間~2週間は事業所持ち回りの合宿研修を受けていました。私たちの年度は20人でしたが兄弟のように結束力がとても強い仲間たちです。
すでに全員がOBとなっていますが、当時は新入社員の技術力向上のため、1年間はバラバラの配属事業所で実務を行いながら、1か月に1週間~2週間は事業所持ち回りの合宿研修を受けていました。私たちの年度は20人でしたが兄弟のように結束力がとても強い仲間たちです。
ロンドンオリンピックが行われた2012年から一泊旅行を兼ねた同期会を幹事持ち回りで毎年行っていました。コロナ感染騒ぎで開催延期していたので5年ぶりの開催となりました。今回の幹事は栃木県と福島県在住なので栃木県にある"黒磯温泉かんすい苑覚楽"で行うこととなりました。
幹事は6月ころから各人に連絡をとっていましたが、20人のうち3名は既に黄泉の国に旅立ち、3名は音信不通、1名は遠方居住、3名が体調不良または家事都合(親の看護・法事)ということで今回は10名の同期会となりました。
---<安く正規の乗車券を買う>---
金は無いけど暇はある完全年金生活者となった私は黒磯駅までの新幹線を使わない在来線乗り継ぎで現地に向かいます。(俗にいう鉄ちゃんではないのですが電車やバスは好きなのです)自宅からは埼京線に乗り埼玉県大宮駅で宇都宮線に乗り換え、宇都宮駅で乗り換え黒磯駅に向かうルートです。ネットの時刻表を調べながら、ちょうど昼食時間に宇都宮駅で途中下車して宇都宮餃子を食べることができる一番安い乗車券にします。
事前調査ではJR東日本の途中下車は101km以上の距離でSuicaでなければ途中下車ができるとなっています。最寄り駅に掲示してある東京近距離区間図でも黒磯駅は書いてなかったので途中下車ができると思っていました。(後でJR東のHPで確認したら確かに黒磯までが近距離区間でした)
そのためにはSuicaを使って大宮駅で一度改札を出て、みどりの窓口でその先の区間の乗車券(紙の乗車券)を買う必要があります。みどりの窓口には多くの待ち人がいるので自販機の方で買うことにしました。ちょうど自販機の近くに女性駅員さんがいたので買い方を聞いたついでに途中下車ができるかを確認しました。そうしたら暗チョコを見ながら「残念ながら黒磯駅は途中下車できません。途中下車したいのであればSuicaで宇都宮で降りて宇都宮から黒磯は別区間料金をお支払いください」と私は「2区間分割となると距離割引がなくなるので数十円でも安い通し区間で買います」ときっぱりと言いました。
続けて「改札を出なければ通し区間でもいいんですよね」というと女性駅員さんは「そのとおりです」と答えてくれました。
紙の切符を見るとやはり「下車前途無効」と印刷されていました。まだ駅員さんが居たので切符を見せたらニコニコしていました。・・・「うっしっし!!宇都宮駅構内で餃子をたべられる店があることは事前調査済みだし!!」と心の中で叫びながら紙の乗車券で大宮駅の改札を通過しました。・・ところがこれが後で失敗でした。
旅行気分を揚げるため宇都宮線は最前車両のボックス席に座りました。平日のこの時間帯はガラガラです。
大宮駅~土呂駅~・・・埼玉県を抜け利根川を渡ると茨城県の古河駅・・古河駅を過ぎるとすぐに栃木県に入ります・・・野木駅~間々田駅~小山駅・・・雀宮駅を過ぎると宇都宮駅です。
久しぶりの宇都宮駅です。宇都宮ライトレールLRT(次世代型路面電車:Light Rail Transit)ができたので餃子を食べてから見に行こうと思いながら改札まで歩いてきました。しかし改札内の構内には食べ物屋さんが一軒もありません。そうです駅と同じビル内ですが一度改札を出ないと食べ物屋さんにたどり着くことができませんでした(最近は改札内で食事ができる店舗ecute(エコキュート)に慣れてしまったが宇都宮駅は未開発であった)。仕方ないので窓から黄色に塗られたLRTの出発状況を覗き見るだけでした。
気分を変えて宇都宮駅から黒磯行に乗り換えます(宇都宮までは15両編成だったのが、ここからは3両編成の電車)
東北・北海道新幹線が停車する那須塩原駅を通過すると黒磯駅に着きました。宇都宮駅で昼飯が食べられなかったので駅前の道を歩くと"生そば冨陽"さんを発見しました。
暖簾が掛かっている左横がそば打ち部屋になっていたので蕎麦は手打ち。また、新そばの張り紙を見てすぐに暖簾をくぐりました。
店内はレトロの感じで奥のテーブルに案内されてメニューを開きます。
いろいろなセットメニューがありましたが、栃木県芳賀産の粉が入荷しましたとの目の前の張り紙をみてしまい。二色(ふたいろ)蕎麦を注文しました。町蕎麦屋なので蕎麦茶でなく冷水ですが、気温が高かったので良しとしましょう!!
蕎麦を運んできたお姉さんが「最初は塩で味を見てください」と・・盛り蕎麦二枚ではなく二八蕎麦ながら蕎麦粒の臼引き方が異なるので左の方は緑色が付いています。一般的には田舎蕎麦と二八蕎麦の組み合わせとなるのですが、麺の切り方も香りも喉越しもそれほど違いがない・・・それで"ふたいろ"なんですか???
---<宿に向かう>---
本来であれば、電話すると宿の車が送迎してくれるのですが、お腹も満タンになったので、腹ごなしに徒歩で向かいます。事前調査で那珂川河畔公園の近くと知っていたので、蕎麦屋のお姉さんに公園の道を聞き歩き出しました。途中の道は自動車はたまに通りますが、この時間には歩いている人はいません。遠くの那須の山々が見渡せるのどかな風景です。
那珂川河畔公園に着きました。家族ずれやグループで楽しめる子供広場がありイベント広場としても利用されているようです。河原では若者がBBQを楽しんでいます。
公園を横切り畔道を進むと今日の宿である"黒磯温泉かんすい苑覚楽"が見えてきました。
黒磯駅から30分ほどは歩いてきました。気温が30度近くあるので汗がしたたり落ちてきます。宿の入り口門から玄関までの通路は綺麗に飾り付けがされています。
受付カウンターの前がロビーとなっていてソファに座って皆を待ちます。
自動演奏のピアノがクラッシックを奏でています。
係りの方が緑茶と温泉饅頭を持ってきてくれました。
緑茶を飲み終えたら部屋に案内してくれました。部屋は意外に狭くここに5名が布団を敷いて寝ました。
部屋にも小さな浴室がありましたが、大きい湯舟のある浴場に向かいます。
大浴場の前には飲水ができるようになっており、黒磯温泉の効能が書いてありました。
浴場の温泉が出てくる湯口はこんな感じです。
湯舟はこんな感じです。
ドアの外には檜つくりの露天風呂があります。
---<宴会が始まりました>---
夕食の時間になりました。今日の献立(おしながき)です。
お酒は飲み放題コースでお願いしました。ビール、ワイン、日本酒、焼酎なんでもあります。まずは食前酒の赤ワインで乾杯です。
一品ずつ配膳がされて、終わりの方に"とちぎ牛の希少部位"を鉄板焼きで食べます。普段食べたことが無い3種類(さがり、ともさんかく、あとは忘れました)の肉が柔らかくて、量もたっぷりありました。
焼き肉の前には、マツタケの土瓶蒸しやアユの塩焼きなどを肴にビールをグビグビ飲んでいたのでお腹も膨らんできました。
と言いながら、美味しい栃木米のごはんを軽く一膳食べて、デザートまで全部食べ切りました。他のメンバーは食べきれない人もいましたが、子供のころから出された食べ物は完食するよう育てられた私は最後のデザートまで美味しく頂きました。
宴会中のメンバーの様子の写真は、品を落とすのでこれ一枚だけをアップします。70歳を超えた高齢爺さんばかりですが酒をよく飲みます。ちなみに左側の松本市在住の正ちゃんは胸にペースメーカーが入っています。右側の高崎市在住の福ちゃんは2年前に胃を1/3と大腸の一部を摘出しました。でも二人ともしっかりとビールを飲んでいます。
爺さん達の話題は、①5年間に起きた自分のニュース②健康や病歴③孫を含めた家族の話④昔の仕事の話⑤連絡不能者や諸先輩の安否確認といった内容ですが、5年ぶりとなると話は尽きないのですが宴会場での制限時間があるので一旦やめて、二次会は部屋に戻ってからも続きました。
---<二日目の様子>---
昨晩は23時ころまで飲んでいましたが、いつものように5時には目が覚めたので朝風呂に向かいました。すでに仲間の二人入浴しています。朝食の時間となりました。
トコロテンは自分で突いて細くします。さっぱりとした触感は呑みすぎの朝にはありがたいです。鍋は汲み豆腐で、これも胃にやさしいです。
朝食を食べて、来年計画する新潟での再会を約束して、早めに散会しました。
---<おまけ(翌日のちょっとした観光)>----
群馬方面に帰るメンバーの車に同乗して、宇都宮市郊外の大谷平和観音を見に行きました。この辺りは大谷石を切り出した跡地が大谷公園として開放されています。最初に崖の上に絶妙なバランスで乗っている岩があります"天狗の投げ石"と言われているようですが、風化が早い大谷石のため、よく見るとワイヤーで固定されています。
その先には、高さ27mの平和観音がありました。
世界平和を祈念して昭和23年から6年をかけてつくられたと書いてありました。ちょうど自分たちが生まれた時期と重なります。さらに奥に進んでいくと日本最古の洞穴内の摩崖仏や石造りの千手観音像などを所有する"大谷寺"とか大谷石掘削後の地下空間ができる博物館があるようですが、時間の都合と何れも有料なので中に入るのはパスしました。
---<やつぱり宇都宮餃子をたべなくては!>---
平和観音像を見学したあとは、宇都宮駅まで送ってもらうついでに駅前で餃子を食べることにしました。駅前には多くの餃子屋さんが営業していますが、迷ったあげく大谷公園を見てきたので"大家餃子店"にしました。
昨晩の大盛牛肉とたっぷりの朝食を食べたばかりなので、各人は餃子6個皿(480円)を注文しました。焼き餃子、水餃子、揚げ餃子が選べます。他の3人は焼き餃子でしたが、私は水餃子にしました。
水餃子はお湯で湯搔いただけですが、焼き餃子のように醤油と酢とごま油を少し垂らして食べたらとても美味しかったです。普段食べなれている王将餃子に比較すると皮が少し厚く、餡の野菜がシャキシャキ感が感じられました。
餃子を食べた後は、来年も無事に再会できるよう「またな!元気でね!」と散会しました。
帰りの普通電車は宇都宮始発に間に合い、ボックス席でウトウトとしているうちに大宮駅に到着しました。
---<編集後記>---
今回も長々とした記事にお付き合いいただきまして有難うございます。
私の記事はグルメブログでないので美味しい料理を細かく表すことができませんでした。
また、旅行記としては情報不足で何にも参考になることは無かったかもしれません。
でも、一年に一回の仲間たちとの会合を記録に残すために一所懸命に書いてみました。
今後も気が向いたらブログ記事をアップしますので、よろしかったらお付き合いください。
それではバイチャ
---END---
2023晩秋の箱根へチョイ旅【二日目】 [街歩き]
翌日は、いつもの癖で5時前に目が覚めましたが、風呂が6時から開くので同室でまだ寝ている他メンバーに聞こえないように消音したスマホで情報番組を見ていました。
6時になったので、そーっと寝床から起きて風呂場へ向かいました。
昨夜は温いほうの湯舟に入りましたが、今朝は43度の高めの湯舟に浸かりました。
源泉かけ流しのお湯は気持ちいいですね。
部屋に戻ると他のメンバーも起き出していました。明るくなってきた窓の外を見ると朝日が昇ってきていました。
8時に朝食準備ができた館内放送を聞き、真っ先に食堂に向かいました。他のグループのテーブルは一人も集まらないのに、うちのメンバーは、すぐに全員が揃い「いただきま~す」
固形燃料に火をつけて鍋が温かくなるとフワフワの豆腐ができます。
野菜中心の朝食のおかずがたっぷり、小ぶりな茶碗ではありますが、ご飯2杯を平らげて満腹です。家では、ご飯のお代わりはしないのに旅に出るとやっぱり食べてしまいます(#^^#)
10時にチェックアウトしてフロントに荷物を預け強羅公園に向かいました。
これから向かう強羅公園までは強羅駅からケーブルカーで1駅ですが、フリー切符を有効に使ってケーブルカーが来るのを待ちました。
公園下で下車して少し歩いて強羅公園に到着しました。箱根フリーパスを持っていると入園無料です。石に刻まれた名盤が右から書かれています。
2019年にも強羅公園を訪れましたが、当時は降雨であったため温室見学が中心でしたが、今日は快晴となり紅葉やローズガーデンが楽しめました。
階段を上がっていくと一本のヒマラヤ杉が立っています。
上を向くと大木からのエネルギーがもらえる気がします。
大杉の上のエリアには噴水があります。
噴水の上のエリアにはバラ園があります。
秋咲のバラがポッポっと咲いていました。
ここまで歩いてくると喉が渇いてきます。良いところにカフェが見えたので休憩します。
ポカポカと日の当たるベランダに陣とってお茶を楽しみました。
十分に休憩ができたので、ゆっくりと植物を見ながら公園を下っていきます。
宿に預けていた荷物を返してもらい、今回のミッションの一つである昼食場所がある箱根湯本に箱根登山電車で向かいます。昼食場所は「ゆば丼」で人気の「直吉」さんです。箱根湯本駅から早川沿いに歩いて5分ぐらいのところにあります。元は二階建ての旅館のようで一階の間仕切りをぶち抜いてワンフロアの食事場所になっています。
店の前は早川が良く見えます。
外人観光客にも人気のあるお店で、この日は45分待ちでしたが案内嬢の話では「11月では今日が一番に空いている方です」とのことなので受付機で番号を頂き、店の中で待ちました。
待ち時間に注文メニューを協議して「ゆば丼、ゆば刺し、姫とうふ」のセットと単品の「げんこつ揚げ」とアルコール飲料(生ビール、芋焼酎のお湯割り)と決めました。
ほぼ予定の待ち時間になって中に案内されました。メニュー数が限られているためか?間もなく料理が運ばれてきました。
右下の土鍋の中に上品なお出しの中にとろとろの湯葉が泳いでいます。これを白飯の上に自分で乗せて食べるのですが、白飯茶碗に深さがあり結構な量のごはんで満腹になりました。
なんといっても湯葉と豆腐なのでヘルシーで罪悪感がないです。げんこつ揚げの写真を失念しましたが味と食感は「さつま揚げ」ですね。
食事後に商店街でお土産を買い、箱根湯本から予約したロマンスカーの発車時刻に余裕があったので、駅前の喫茶店ルノアールでコーヒーを飲みながら時間調整。箱根湯本駅からは「はこね60号」のロマンスカーで新宿へ向かいます。
面白いのは、電車の発車案内掲示板が日本語、ハングル語、英語に切り返して表示がされます。
箱根は外国人観光客が多いのがうなずけます。そうこうしているところで電車が入線してきます。
入ってきたロマンスカーはMSE60000系車両でした。個人的にはGSE70000系よりは座席の座り心地がよかった気がします。着座して残ったお酒を飲み切るうちに新宿に着き、解散しました。
----<おまけ>-----
新宿からはJRで地元駅にたどり着きましたが、家に帰っても晩飯の用意が無いのでE君と二人で駅前の居酒屋「まる八」さんで〆の黒霧島のお湯割りを3杯飲み干して、ヨタヨタと家に到着しました。
本当に、よく食べ。よく飲んだ2日間でした。次回の旅行はどこに行くでしょうかね?
また元気に集まれれば良いですね?
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ここまで、ダラダラした日記を読んで頂きまして有難うございました。
ではまた
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同級生仲間と2023晩秋の箱根へチョイ旅【一日目の宿到着まで】 [街歩き]
皆様ごきげんよう。
8月に花火大会の記事をアップしたあとはブログアップが滞っていました。実は9月に嫁に出した結婚8年目の娘に、やっと第一子の男の子が無事にうまれました。子宮筋腫持ちの高齢出産のため医師の判断で帝王切開出産だったので体調が整うまでの一か月半は私の家に里帰りしていました。
母乳で育てた自分たちの子供と異なり(と言っても当時は殆ど妻に任せっきりでしたが!!)、孫は母乳とミルク混合であるため3時間ごとの授乳の際は体力が弱くなった妻の代わりにドタバタとおむつ替えや授乳のお手伝いをしていたのでブログを書く余裕がありませんでした。
そんな娘と孫の里帰りも10月末には、お宮参りを無事に終え自宅へ戻っていきました。
11月に入り、やっと以前の平穏な生活に戻るかと思ったら、今度は私の右足首に激痛が走るようになり歩くのもやっとの状態になりました。痛みからすると昨年に発症した蜂窩織炎と同じ状況のため病院に行くとやはり再発でした。
それからは抗生物質の点滴と投薬で2週間は安静にしていました。それというのも、下旬には中学同級生たちとの箱根旅行を計画していたのでそれまでに完治させようと大人しくしていました。
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それではここからが本題である中学校時代の同級生(男性4人+女性3人)による箱根旅行記事です。宿泊先は強羅にあるメンバーのE君が以前に仕事関係のあった保養施設にビジターで宿泊させていただきました。このメンバーによる箱根周辺観光はコロナ騒ぎの時期は休止していましたが既に6回目となり観光名所めぐりは一通り済んでいるので、今回はゆったりと温泉に入るグルメ旅になりました。
今回の旅の特徴は神奈川県内の企画切符を割安で購入できるキャンペーン「かながわ鉄道割」と小田急がタイアップした「小田急線乗車券付デジタル箱根フリーパス」を使ったことです。箱根ロープウェイや箱根海賊船、箱根登山鉄道などが何度でも乗り降りできるの(小田急ロマンスカー料金は別払い)で便利と思い、参加者には事前登録をお願いしました。
このフリーパスはスマホからMaaSアプリ「EMot」をダウンロードして事前に乗車日登録と乗車券購入することにより、当日は改札口でスマホのQRコードをかざすだけで(一部の駅やバスではQRコードがない場合は運転手や改札にスマホ画面を見せる)通過できます。
ところが新宿駅に集合した後で小田急改札口に入場しようとした時に5人はタッチして入場できたのですが2人のスマホにQRチケットコードが表示できないトラブルが発生しました。
販売窓口でクレジットの支払いが済んでいる画面を見せたのですが再発行をしてくれず、予定乗車するロマンスカーの発車時間が迫ってきているので2人は紙の箱根フリー切符を買い直しました。どうもスマホに「EMot」アプリの事前登録に失敗したのが原因のようです。先に支払ったクレジット料金分は返金はできないので他の人に譲渡手続きをするようです。
何とか入場できたので、気分を取り直してロマンスカーに乗り込みます。
このロマンスカーは「スーパーはこね3号」で新宿の次は小田原まで止まりません。
車体の写真を撮り忘れたので、小田急のネット写真をお借りしました。
「スーパーはこね3号」は新宿駅10時00分発~小田原駅11時05分着~箱根湯本駅11時21分着で運転され、車両は展望席のあるGSE(70000形)です。
何とかロマンスカーに乗り込めたので、とりあえずお久しぶりの顔合わせの乾杯。
車窓から富士山が見えるとカメラを向けてしまいます。
今回は、小田原で早めの昼食をとりますが、これまでも小田原おでん店や和食店を利用しましたが宿泊先が和食のため、今回は洋食店or中華料理店を車中で提案した結果、みんなの意見が洋食店で纏まりました。小田原には多くの洋食店がありますが、老舗洋食店の「葉椰子(はやし)」さんに決定しました。
小田原駅東口から錦通りを5分ほど歩いた路地を左に曲がります。
途中に「氷花餃子店」がありました、中華に決まれば寄ってみたいと思った店です。
料理ができるまで話に夢中になったので料理の撮影を失念したのでネットから借用しました。
私はアマトリチャーナにサラダとコーヒーが付いたAセットを注文しました。ちなみにアマトリチャーナはトマトをベースに、パンチェッタ(豚バラ肉)、玉ねぎ、チーズを加えて煮つめて作られます。 ミートソースよりさっぱりしていますが、パンチェッタの旨味とトマトの酸味が感じられてコクのある味わいが魅力です。
他のメンバーはオムライスやハンバーグやマグロの尾身ステーキなど色々頼みました。
どれも美味しそうなので、少しずつシェアして楽しめました。女性軍はサラダとコーヒーのほかにドルチェが付いたBセットでした。やはり甘いものは別腹のようです。
昼食後は箱根関所跡入り口で寄木細工体験を14時に予約しているので向かいますが、最初は小田原から箱根関所跡まで直接のバスに乗ろうとしましたが予約時間に間に合いそうもないので、小田急線に戻り小田原から箱根湯本まで特急券を購入して湯本から箱根関所跡までバスを利用することにしました。
ロスタイムなしに「はこね61号」が入線してきました。
車窓から小田原城が見えます。小田原城には前々回に訪れているのでスルーしました。
箱根湯本でもロスタイムなしに伊豆箱根バスで箱根関所跡行に乗りましたが、予約時間の14時には間に合いそうもないので車内から電話して時間を遅らせていただきました。日曜のためか道路が混んでおり、結局は14時20分過ぎに箱根関所跡に到着しました。
寄木細工体験は「箱根丸山物産」さんに一番簡単そうな3色コースター作りを予約していますが、女性講師さんに製作時間を伺うと平均で40分かかるとのこと。
体験は道路の反対側にある「関所からくり美術館」の一室で行います。
時間が厳しいので店の写真撮影を失念したのでネットからお借りしました。
寄木細工体験は与えられた木製のひし形に切った3色のピースを組み合わせて、コースターにに仮組した後に木工用接着剤で接着して、乾いたら表面を紙やすりで磨いてから、蝋を塗るのですが、15時の発進する海賊船に乗りたいので、速攻で何とか接着まで行い研磨と磨きは自宅持ち帰りとしました。
同じ材料を組合しただけなのに7人の作品はバラバラとなり、これも性格と美的センスが問われるところかもしれません。乗船予定時間の5分前となったので、小走りで箱根町港まで向かいロスタイムなしに桃源台港まで海賊船に乗りました。
過去にも同じような時期に芦ノ湖海賊船に乗りましたが、今年は暑い日が11月まで続いたせいか周辺の紅葉がピンボケのような色でした。
桃源台港からはロープウエーに乗り換えます。前回は富士山が良く見えたのですが、今回は雲に隠れていました。
このルートを選んだのは、箱根フリー切符を有効的に使うこと以外に「大涌谷の黒たまご」を食べようという目的があります。なぜかは後述・・
以前に大涌谷に来た時には硫化水素ガスが強くなり、近くまでは寄ることができませんでした。来るたびに条件が変わります。
しっかりと黒たまごを買い求めました。ちなみに黒たまごは、生卵を大涌谷の地熱蒸気で直接茹でると鉄が殻に付着し、これに硫化水素が反応して酸化鉄(黒色)となり、黒色のゆで卵になったものです
黒たまごを一つ食べると7年長生きするという伝説です。宿についてから皆で食べましたが1袋が4個入りなので一人は2個食べられます。はたして誰が食べたでしょうか?
大涌谷からは下りのロープウエーに乗り換えます。
夕暮れが近づいてきました。写真では白い小さな点ですが、雲海の上に満丸の月が上がっています。早雲山から強羅までの登山電車に乗るころには日が沈んでいます。
強羅駅に着き、宿までは歩いてすぐそばです。時間的な余裕をもってスケジュールを計画したつもりでしたが、出だしのチケットトラベルとランチ後のドタバタとした一日でしたが、無事に楽しむことができました。
宿に着いたら、やはり温泉に直行します。「源泉かけ流し」の温泉は、43度設定の熱めの湯舟と41度設定の緩めの湯舟があり、一日歩き回った疲れをとるため、緩めの湯舟にゆったりとつかりました。
ここの宿は一般ホテルではなくある健康保険組合の施設であるため、部屋数も多くなく、今日の宿泊客は自分たちの他は2組の家族連れだけと少ないため、廊下も各部屋もとても静かです。宿泊客が少ない健康保険施設だけに、料理長が手をかけた栄養バランスが良く品数も豊富なものでした。
まずは、今日歩き回ってお疲れ様の乾杯です。プハー(*≧∇≦)ノd□
二日目の様子は次のレポートに続きます。
ずらずらと書き留めた日記にお付き合いいただきまして、有難うございました。
続きは急いで書きますので、よろしくお願いします。
---<おまけ>---
夕食時の献立表です。全部が美味しかったです。ごちそうさまでした(^^)
---<END>---
東京都北区赤羽が再放送中。その後のロケ地を巡る(第一話~第三話) [街歩き]
今日は地上波のテレビ東京が写る狭い地域の話題で申訳ないのですが、2014年にテレビ東京で放送された「山田孝之の東京北区赤羽」が金曜日の丑二つ時間に再放送しています。前回は見逃した話もあったので今回は録画して楽しんでいます。
2019年には住みたい街大賞となった赤羽は、東京の北玄関として昔から商業が反映していました。最近では朝から酒が飲める街としてTVやYouTubeで盛んに取材がされています。
また、赤羽で有名な芸能人は、"林家ペー・パー子"とか"ミチョパこと池田美憂"とか"2CH創始者の西村博之(神奈川生まれだが育ちが赤羽)"とか"kat-tunの中丸雄一"とか"ももクロを脱退した早見あかり"とか耳にしますが、今の赤羽周辺で最も有名なのは"エレファントカシマシ"と"漫画家の清野とおる"です。[敬称記載は省略]
特に"清野とおる"さん(←さん付け)は、2019年に女優の壇蜜さんと結婚し話題となりました、結婚前までは赤羽に住んでおり、今でも漫画制作時は赤羽で仕事しているようです。
清野とおる先生(←こんどは先生付け)の作品は、2014年に発売した「東京都北区赤羽1」(Bbmfマガジン出版)は、赤羽に住む漫画家が自慢できない趣味の散歩と尾行で第六感を研ぎ澄まし遭遇する赤羽住民との不気味で寂しく、おかしくも愉快であたたかいリアルな日常を漫画化したものです。
---写真はamazonの漫画本販売ページから借用しました---
これが大当たりして、出版社が変わっても続編として『ウヒョッ!東京都北区赤羽』(双葉社)に続きました。
---写真はamazonの漫画本販売ページから借用しました---
冒頭の山田孝之さんの話に戻りますが、山田孝之さんは俳優で現場工事作業員やサラリーマンが寒空の下で缶コーヒーを飲むCMでもおなじみでね。(以降は単に山田さんと称します)
さて、この番組は2014年の夏、ある時代劇を撮影中に、その役と自分を切り離しできなくなった役者の山田さんが悩み続くけた結果、たまたま『ウヒョッ!東京都北区赤羽』の漫画を見て、そこに出てくる実在の個性的な人達に引かれ実際に赤羽に住み込み、そこの人たちと触れ合うことにより自分を取り戻していくドキュメンタリー風の人間ドラマでした。
さて、この番組は2014年の夏、ある時代劇を撮影中に、その役と自分を切り離しできなくなった役者の山田さんが悩み続くけた結果、たまたま『ウヒョッ!東京都北区赤羽』の漫画を見て、そこに出てくる実在の個性的な人達に引かれ実際に赤羽に住み込み、そこの人たちと触れ合うことにより自分を取り戻していくドキュメンタリー風の人間ドラマでした。
再放送も既に4話が放送されてしまいましたが、最初の放送から8年が経過した現在の撮影ポイントがどのようになったのか?を探りに番組で使われたスポット巡礼をしてみました。
本来であればbefore after:ビフォーアフターでドラマの映像と現在を並べると分かりやすいのですが、TV番組を静止画でもアップすると著作権が厳しいため、現状の建物写真だけを掲載します。
まずは漫画の最初にも出てくる赤羽駅東口にある自由の女神像です。
もともとは、男性専用サウナとカプセルを備えた「サウナ&カプセル錦城」というビルで「入浴=ニューヨーク」という発想で女神を作ったようです。施設老朽化で既にサウナ&カプセルは廃業しましたが、ビルは現在も残っています。
続いては番組のタイトルバックで岩淵水門近くの土手を歩く山田さんです。(この川は隅田川の始点にあたります)
第一話で山田さんが初めて赤羽に降り立って、映画監督を呼び出して赤羽に住むと言ったシーンの喫茶店「友路有」です。2階の喫茶店から下を見たときに困った顔をしたマネージャー?が経っているのは隣にある赤羽東口駅前交番の裏壁です。
次は、初めて清野さんと山田さんが逢った「被昇天の聖母カトリック赤羽教会」です。
番組では清野さんが2匹のポニーを引き連れて登場しましたがこれは明らかに演出ですね。
次は、ビルの屋上にあり二人が金網越しにお賽銭を投げ入れた「作徳稲荷大明神」です。
この神社はビルの建物を建てる際、造営主さんがわざわざ屋上へ移築させたほど大切にまつられてきたお社ですが、そのビル自体の老朽化により取り壊し予定で現在は立ち入り禁止となっています。それまでは誰でもビルに上ってお参りできたのですが、立ち入り禁止となったので裏から屋上を撮影しました。
続いて向かったのは、やはり二人で訪れた赤羽西口にある「亀の池弁財天」です。
住宅地にひっそりと建っている社ですが、いまでも地元の方が整備しています。
続いて訪れたのは清野さんが初めて板橋区から赤羽に引っ越して住んでいたアパート「プラザ・ドゥ・メリーナ」です。
当時よりも外観をリホームしていますが、入り口にコインランドリーができていました。
でも、目の前の南側には崖と竹やぶであるのは変わりありません。
次は赤羽に住むことを決めた山田さんを地元の皆さんが歓迎会を行った"ナイトレストラン・マカロニ"の店構えはこんな感じでした。
第二話からは清野さんが山田さんに紹介したい場所が多くでてきます。最初に清野さんが好きだった夕暮れを見る場所に行きました。
マカロニの近くですが細い路地を入ってやっと見つけました。民家の屋根越しに西ヶ原競技場の夜間照明塔と赤羽台団地や赤羽台西小学校が見えます。
次は気があった二人が記念写真を撮りに行った東口から少し歩いた「サトウ写真館」です。
そう言えば、我が家の娘の成人式の写真をここで撮ってもらいました。
第三話からは、実際に山田さんが住んだアパートから見える景色が出てきます。
赤羽西3丁目の稲付公園近くの坂道にある「パークサイド」というアパートです。
空き室有りの看板が掛かるこのアパートは見た目がだいぶ疲れていますが、坂の上に建っているので窓からの景色は良いです。山田さんも劇中で気に入っていたみたいです。
次は駅前まで戻って番組の中で多くの悩みを抱えていた山田さんを占った"占い館クリスタル"「赤羽の母」店ですが・・・。
正面の緑色ビルの3階にありましたが、2017年12月に閉店していました。
そして山田さんがどうしても行きたいと熱望していた「タイ料理居酒屋ワニダ」ですが・・・。
元位置の一号店らしき店はあったのですが今では他人に譲り、ワニダさん本人は駅前の二号店に移ったようです。人がやっと一人通れる横道を入るとその店があります。壁に貼られたメニューを見てもパワフルなワニダママの性格が出ています。
2号店のドアにはビリビリになった「北区赤羽」のポスターが貼ってありました。
山田さんがワニダさんに気に入られ買物手伝いに同行した「八百正総本店」は・・・。
最近、店を改装して売り場が広くなりました。ちなみに道路の反対側には鯉と鰻で有名な居酒屋「まるます家総本店」があります。また八百正の奥にはおでん種と立ち飲みの「丸健水産」があります。どちらも赤羽呑み助の御用達です。
続いて、グッチのシャツに自分で北区と羽をデザインした刺繍を頼んだところ、撮影監督に折角のグッチに刺繍するの?と嗜まれ、キレた山田さんがグッチのタグを切り取り「ノンブランドのシャツ」と絡んだ中央商店街の文具店「丸全社」は
撮影時は隣の建物の様に2階建ての看板建物でしたが、ビルに建て替わっていました。
最後にドラマのエンディングシーンでアパート屋上のベランダからJR線路を見通したシーンですが、アパートには入ることができないので隣接する稲付公園から見ると・・・。
当時は、正面にスーパー「ダイエー」の屋上看板が写っていましたが、ダイエーは既に解体されています。また、クリスタルの館で占ってもらった時に、今回入居してアパートの方角は「凶」、赤羽に住むのであれば「ニトリ」の方角が良いといわれたニトリの看板が右手遠くに見えます。
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やはり8年も経つとロケ地も大分変ってきますね。特に、番組のカットと比較すればわかりやすいのですが、これが出来ない状況ですのでお許しください。
最後に、この番組をどうしても見たい人はamazon prime video のオンデマンドで見ることが出来ます。YouTubeでも見られます。
---<今日のおまけ>---
荒川土手の桜もほぼ満開に近くなり、日曜日なので家族連れが見物に来ていました。
---<編集後記>---
本日も、街中をブラブラとチャリを押しながらの暇つぶし記事にお付き合いを頂きまして有難うございました。第四話以降のロケ地を探すのに疲れそうなので続きは無いかもしれないです。じゃあ!またお会いしましょう。
---<追伸>---
この再放送も12話のうち4話までで終わり!!4月からは新番組となってしまいました。
テレ東さん酷いな~。
テレ東さん酷いな~。
---END---
同級生仲間と谷根千で街歩きと昼飲み [街歩き]
秋晴れの今日は中学時代の同級生5人で谷根千(谷中、根津、千駄木)を3密に留意しながら、のんびり街歩きしてきました。まずは日暮里駅からスタートです。
日暮里駅は、JR東日本、京成電鉄、日暮里・舎人ライナーの3社が乗り入れしており、北口は日暮里・舎人ライナーの開通に合わせ3社のホームがコンコースにより連結されています。
JR日暮里駅は、京浜東北線、山手線、常磐線の3面6線路のホームがありますが、3・4番線が常磐線の上り下り、9番線が京浜東北線南行、10・11番線が山手線。12番線が京浜東北線北行となってます。とすると1・2番線と5~8番線のホームが欠番です。
調べてみると0~2番線が京成電鉄に割り当てられ、5~8番線は過去に停車していた東北線(現在は宇都宮線)と高崎線のホームに割り当てられていました。欠番ホームは紛らわしのですが日暮里駅の長い歴史の影響だそうです。
駅の改札口は、北改札口(東出口、西出口)と南改札口の2箇所にあります。南改札口は橋上駅舎となっていて、多角屋根の上にとんがり帽子を被った明り取りのあるかわいい駅舎です。
北改札西口出口を出て線路脇を南改札口に向かって歩き出しました。写真中央部に南改札口が見えます。そして、写真にはスカイツリーの展望台も写っています。(探すのが難しいですが!?) 南口改札から続く跨線橋西から紅葉坂を登ると護国山天王寺の横に出ます。
天王寺の大仏も立派です。ここからは谷中霊園に続きます。
谷中霊園を拔けると上野桜木2丁目に来ました。道路から細い路地を左折すると3軒の古民家をリノベーションした"上野桜木あたり"に着きました。
ここはイベントスペースの他にビヤホールと塩とオリーブオイル専門店になっていました。
残念ながらビアホールはAM11時から開店のため入口を覗いただけでした。その奥には
手押しポンプが店前にある「塩とオリーブオイルの専門店と喫茶スペース」です。
入り口はこんな感じです。
同行したY崎さんとI川さんの女性達はオリーブオイルを試食してました。スーパーの試食コーナーで場離れしているオバサマ方が、その後にお買い上げしたか?は解りません。
玄関には"川西町のダリアです"書かれた生花が置かれていました。川西町?・・・。う~!何だろうと考えながら道路に出ると
ダリアの花束が置かれていました。話を聞くと川西町は山形県米沢市の隣町でダリア栽培がされており、5年前からここで町の紹介をしているそうです。(今年は10月24~25日)
イベントスペースでは、川西町の名産品である地酒や豆菓子などが販売と米沢牛のPRがされていました。地酒が美味しそうでしたが4合瓶2本で6,000円超では手が出ませんでした。入口はヒマワリ花クラスの真っ赤な大輪ダリアが飾られていました。
イベントスペースを出て銭湯の建物をリノベーションしたアートギャラリー"スカイザバスハウス"を右に曲がると右も左も前も後ろも寺院が続きます。
有名な"谷中のヒマラヤ杉"です。道路側が数箇所が伐採されていましたが、台東区の景観重要樹木として保護されています。
この杉の所有者は斉藤さんと書いてあります。杉の隣のパン屋さんでしょうか?
ヒマラヤ杉の近くに六浦山延寿寺日荷堂です。健脚の神様として知られる日荷上人が祀られている日荷堂です。本日も同行しているY崎くんは脊椎狭窄症を病んでおり、私の妻も足腰関節が弱りだしたので足腰病の守護としてお参りさせていただきました。
その先の三浦坂を下ると根津エリアに入ってきました。昼食場所の候補地であった"根津の釜竹"さんに11時30分に着いた時には行列ができていたので素通りして、近くの"はん亭"さんに向かいます。
"はん亭"さんは、歴史のある木造3階建の日本家屋で今は串揚げ屋さんですが、今日はまだ暖簾が出ていませんでした。みんなと相談して今日の昼食は蕎麦にしようと決定し、"根津の鷹匠"さんに向かいます。その途中で以前に訪れたことがある"根津のパン屋"さん(これが店名)に寄りましたが、ここも人気店のため行列ができていました。一時は並んで買い求めようとしましたが、お腹も減ってきたので店横をスルーしました。約5分程で"鷹匠"さんに着きましたが・・・・。
入り口の間口は狭いけど奥の店は広そうな建物です。なかなか渋そうな店囲いですね。
入ろうとしたら何やら立て看板が??なになに?[誠に勝手ながら本日の昼営業は臨時休業させていただきます。朝は通常通り営業いたします]・・・・・。脇の看板を見ると朝の部の営業時間は7:30~9:30 、昼の部の営業時間は12:00~18:00・・・朝早くからやっている店でしたが残念でした。仕方ないので不忍通りまで出て次の店を探します。根津は蕎麦店が多いのですが昼時なので行列ができている店もあります。そこはスルーです。
友人が道路の反対側に「そば」と大きく書かれた旗印を発見。"根津の一朶(いちだ)蕎麦"さんです。行列ができていないどころか!昼時なのに客が入ってなさそうなのでリスク覚悟で入店しました。
店内はカウンター席が6~7席だけで店主が一人で対応しています。自分達が入ったら空き席は1~2つ。
最初に蕎麦茶が出てきたので入店時の不安は無用でした。ちゃんとした日本蕎麦屋でした。
私とE君は蕎麦前の燗酒を1本注文!!ツマミのメニューが無かったのでどうしようかと考えていたら、店主がナスとキュウリの香物を出してくれた。これは良いですね。少ない蕎麦のメニューから私は2枚セイロを注文しました。
熱燗を飲み終えたタイミングで蕎麦が出来上がりました。goodタイミング!!
蕎麦の盛り方が上方向へ捻り盛り上げていた盛り方が気になりました。確かにこのような盛り方もありますが、できればスノコが見えなくなるように平たく盛ってあるのが私は好きだね。(あくまでも個人意見)
薬味はネギと大根おろしとワサビの3点セット。生ワサビでないのが残念だがこの値段じゃ!しょうがないね。蕎麦湯のとろり感がちょうどよい。メニューが少なかったが安価で美味しい蕎麦を提供するための店主の工夫だと思います。蕎麦は美味しくいただきました。ごちそう様でした。ランチメニューのミニ天丼付蕎麦を頼んだ友人の話では、サクサクした揚げたて天麩羅が美味しかったそうです。
お腹も膨れたので根津神社へ向かいます。
神社前の"焼きかりん糖"本舗さんに立ち寄りました。先ほど蕎麦を食べたばかりなのにやっぱりデザートは別腹なのね? 味見で一つを分けてもらい食しましたが、一般的なかりん糖とは違うソフトな食感でした。
根津神社は東京十社に選ばれる大きな神社で春のツツジが咲く頃は特に賑わいます。
境内の左側にツツジ園がありますが、いまは進入できません。
つつじ園の脇に奉納された鳥居が並んでいます。やはり中を通りたくなります。ちなみに鳥居は一基が10万円だそうです。
鳥居を通った先には"乙女稲荷神社"がありました。
乙女稲荷神社の下には掘割があり、気持ち良いです。
あらためて根津神社の本殿に向かいます。ちょうど七五三のお参りに来ていた家族連れがいました。紋付を着た男の子は、まだよちよち歩きです。
本殿でお参りさせていただきました。これから千駄木の蛇道(へびみち)にへ向かいます。昔は川が流れていて、そのクネクネと蛇行したままの川が道になったのでへび道と言われるようになったそうです。軽自動車がやっと通れるくらいの細道ですが台東区と文京区の区境になっています。
へび道には民家を使った可愛い店が多くあります。ここは亀の子束子(タワシ)の専門店です。ただし、店の前に写っているシルバーグレーは売り物ではありませんよ。
最近は体を洗うタワシが売れているみたいです。
こちらは骨董品を扱う"三清洞"さんです。ただし、店の前に写っている男性は骨董品に近くなりましたが売り物ではありません。
この紅茶カップは底を透かしてみると日本髪の芸者さんが浮かび上がります。当時の優れた陶器の製造技術が感じられます。エキゾチックな東洋の絵付けが当時の欧州に喜ばれたのですね。
三清洞さんの隣には、女優の川上麻衣子さんの"SWEDEN? GRACE"というスウェーデンの北欧小物や彼女自身のデザインガラス、そして猫の文具などを扱うお店がありました。なぜスウェーデンかというと彼女はスウェーデン生まれだそうです。
そんなへび道をクネクネと日暮里駅方向に向かい、幹線道路の神田白山線を過ぎると通りの名も"よみせ通り"と呼ばれる商店街となり、更に谷中銀座商店街に続きます。
谷中銀座の酒屋:越後屋本店さんで燗酒(宮城県の浦霞)1本と近くの魚屋:丸初福島商店さんで焼き牡蠣とウナギの肝焼きを買って越後屋さんの店先で本日二回目の昼飲みです。
酒屋さんの斜め前には和菓子の"和栗や"さんがあります。女性達が美味しそうなモンブランに目が点でしたがイートインのため大行列ができていましたので、密をさけるため素通りしました。続いて見つけたのが・・・・。
谷中銀座商店街街のトルコランプ販売店脇の狭い脇道から奥の民家に入った新しい和菓子店"空薫:ソラダキ"さんでした。
リンゴ大福( ^ω^)・・・なんか美味しそうでしたが、ここも店内にお客さんが待っていたのでUターンして商店街へ戻りました。
ゆうやけダンダンが見えてきました。
夕焼けダンダンから谷中銀座商店街の入口看板方向をパチリ!!その昔にはここから富士山が見えましたが今はマンション群が建って見えません。それより"焼肉サラリーマン"の看板の方が目立ってしまいます。(-_-;)
あとは御殿坂を少し歩けば日暮里駅です。先ほどの和菓子店で買い物できなかったので途中の"サンゴダールマルジュー"というパン屋さんで自家製のシベリアを買い込んでゴールです。
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<本日のおまけ-1>
谷根千を歩き回ってお疲れさん会は、JR上中里駅で途中下車して"いこい"さんへ向かいました。ここは駅から徒歩0分の立ち飲み屋さんです。
ここでは青空の下で立ち飲みが出来ます。テーブルの上に現金を置いて注文の都度と減額していかれるので飲み過ぎないのが良いですね!? 玉こんにゃくの煮込みとマグロの刺身と酎ハイでお疲れ様です。本日3軒目のちょい飲みです。
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<本日のおまけ-2>
皆んなと別れて家が近いE君と地元駅に戻って最後の〆です。4軒目に突入(*'▽')
栃木県大田原市の地酒(大那)と焼き鳥で完全に酔ってます(;^ω^)地酒のお代わり2杯目までは覚えてますが・・・その先は???、いつものようにヘロヘロになって何とか無事に家に帰還しました。ホントに今日は良く歩いて飲みました。
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本日も長々と酔っ払いの駄文ブログにお付き合い頂きまして有難うございます。
じゃあ!またね。
甥の結婚式で静岡にちょい旅 [街歩き]
珍しいブーメラン進路となった台風14号の通過直後でしたが、甥の結婚式に出席するため静岡市に向かいました。
----台風進路図はウェザーニュースの配信図を借用しました。---
今回の台風は北上できずに、いまだに伊豆諸島付近に居座っていますが、東海地方の雨は上がっているようなので安心して出発できます。
----天気図はウェザーニュースの配信図を借用しました。---
実は甥の結婚式は当初は5月に予定していましたが、コロナ禍のため苦渋の決断で延期されました。また、数日前予想では中部地方に上陸するルートもあったため一時は開催が心配されていましたが、今日は台風一過の晴天のようです。
久しぶりのJR東海の新幹線に乗りますが、ちょうど昼時なので東京駅構内で、まずは腹ごしらえです。コロナ騒ぎがなければ駅弁を買い込んで景色を見ながらパクパクなのですが、この時期は車内での飲食はできないので構内をウロウロ!! 決局はJR東海の改札近くにある"蕎麦29"という立食いそばが目に入りました。
店入口の券売機を見て種類の少なさに驚きです。ピリ辛29蕎麦、29丼単品、温蕎麦&29丼、冷蕎麦&肉丼の4種類だけです。普通の立ち食い蕎麦屋にある天ぷら蕎麦やカレー蕎麦といったものはありません。よっぽど蕎麦と29=>肉に自信があるのか? 一瞬どうするか迷いましたが狭い店内を覗くと先客が一人だけで密が防げそうなので店に入りました。
注文したのは"冷蕎麦&肉丼"1,000円です。豚肉丼は自分には薄味でしたが美味しく食べられました。しかし注文受けてから茹で上げたという蕎麦は残念な味でした。
テーブルに置いてあった説明書きのように食しましたが、麺童としてはgoodマークは付けられませんでした。
最初から生卵付き、ネギは白髪ネギ切りにしたり、揚げ玉や唐辛子、ゆず、山椒の3種の味変薬味が用意してあるのは良いのですが、蕎麦は香りがなく、硬さをコシの強さと勘違いしているような少し太めの蕎麦は、残念ながら自分の口には合いませんでした。東京駅構内ということで場所代が高いのは分かりますが・・・・茹でたて立ち食い蕎麦としては"小諸蕎麦"の麺のようになって欲しいです。今回は蕎麦の食レポ報告ではないのでこのへんで止めときます。
そんな不完全燃焼の気持ちでホームに上がると折返しの列車を清掃するスタッフが一列に並んでホームに入ってくる列車を待っていました。
新幹線が定刻通りに走れるのも、このような裏方スタッフのお陰です。有難うございます。
昼前後の各駅停車の"こだま号"なら座席も空いておりコロナ感染リスクも少ないだろうと予測したとおり車内はガラガラでした。
さて、東京では鈍よりした曇り空でしたが、新横浜を過ぎたころから青空が見え、小田原を過ぎると見える富士山は一部雲が掛かってはいるのですが、なだらかな姿が見えました。
静岡駅に到着しました。この駅に降りたのは初めてです。流石に県庁所在地であるため駅前は賑やかでした。先に宿泊するホテルに寄って礼服に着替えてから、駅前からの送迎バスに向かいます。
目の前に海が見える式場での結婚式と披露宴が始まりました。コロナ対策で式場内でもマスク着用でソーシャルディスタンスを確保するなど式場側も十分な対策を取っていました。
コロナ対策で披露宴も当初予定していた人数を半減させ、一般の式で良く見られる形式的な来賓挨拶も省き、その分は二人が準備した映像を流すなど手作り感一杯の式でした。
また、これも一般の式でありがちな一杯いかが?と挨拶代わりのビールのお酌継ぎ回しも禁止です。このためビールやその他の飲み物はすべて、テーブルに張り付いたスタッフにその都度1杯ずつグラスで持ってきてもらうことに・・・・。
若い二人をお祝いする祝い酒です。シャンパンの乾杯のあとは好きな日本酒に切替えしました。(酒飲みの勝手な言い訳です) 静岡産酒米の山田錦と南アルプスの天然水で作った地酒「花の舞」は、少し辛口のコメの香りがする美味しい酒でした。冷で燗でと味わううちに4本も飲んでしまいました。
披露宴がお開きとなり、宿泊するホテルに戻り着替えると、酔い冷ましに少し街中を見てみたい気になり・・できれば"静岡おでん"でもう一杯と散歩がてらに歩き出しました。(今回は一人旅なので自由気ままです)
フムフム!ここが静岡市役所静岡庁舎ですかぁ~!上部がライトアップされてとても綺麗です。
こんな調子でトボトボと歩き周りましたが、地方都市での21時を過ぎると車も道行く人も少なくなり、酔いが回ってきたせいか?? 方角も分からなくなりおでん屋は諦めて、途中のコンビニで寝酒用の缶酎ハイを買ってホテルに帰ってきました。未だに酔っても帰省本能は健在でした。
翌朝は快晴です。いつもよりはゆっくり起きて・・とは言っても6時前ですがシャワーを浴びて無精髭もそってスッキリ!さっぱりしました。さすがに純米吟醸酒は二日酔いにならないですね!? 8時にはホテルをチェックアウトして、昨夜の足取りを確認しながら、予定していた駿府城公園に向かいました。
駿府城公園は、徳川家康が幼少の竹千代の時から3回も住んだと言われる駿府城の跡地にできた公園です。残念ながら当時の天守閣は残存してませんが、一部に当時の石積みが発掘されています。現在も天守閣の跡地は発掘調査が続いています。
東御門の巽櫓です。昔はこんな櫓が城のの四方に作られていました。
東御門橋を渡り東御門をくぐるとL字形に直角に曲がる防御用広場(桝形虎口)となっており、次の門は右にあります。最初の門が破られて敵が侵入してきても内門が閉ざされているのでこの広場で進行を止め、門の上手の狭間から弓や鉄砲などで打陣するための防御設計です。
現在の場内は多くの木々が植えられて市民の憩いの場となっていました。
当時は3層の内堀に囲われた大きな城であったことが伺えます。
当時の内堀石積みが発掘されています。
現在も天守閣跡地では発掘調査が続いています。
天守閣跡地前には鷹狩に向かう徳川家康の銅像が立っています。
銅像の脇には家康公のお手植えされたと言われる少し小ぶりの"みかん"の木が今も実を着けていました。小一時間をかけて公園内をゆっくり回つてくると園内にある「おでんやおばちゃん駿府城公園店」という茶屋からおでんを煮込む良い匂いが漂って来ました。
そういえば、まだ朝食を食べてないし、昨夜も静岡おでんに会えなかったので、「お早うございます」と茶屋の暖簾をくぐりました。店名が「おでんやおばちゃん」ですが、出てきたのはオジサンでした。
まだ朝の9時過ぎですが「おでん食べられますか?」と聞くと「いま煮込んだのであと1時間だね」と残念ながら食べられませんでした。その後に話し込んだら
(1)静岡駅南口から3分歩いたところにある「まるしま」という店が朝8時からやっている。
(2)おでんの他におにぎりや海苔巻などもある。
(3)爺さん婆さんが店をやってるがもうすぐ店を畳む予定という有力情報を聞きました。
これは行かなくてはなりませんね! 時間もタップリあるのでネットで地図を調べずに自分の鼻センサーだけで店探しです。大体このような店は、大通りの一本横道を入ったところにあるものです。予想通り店を発見しました。
店に入ると昔の寅さん映画にでてきそうな店でした。
おでんは小皿を持っておでん鍋から自分で好きなものを持ってきます。どれでも1本60円とリーズナブルです。やはり、黒はんぺんと卵は外せないです。おでん種をとったら魚粉と辛子で食べるのが"静岡おでん"です。
お茶も出してくれました。おでんは意外とあっさり味なので何本でも食べられそうです。
また、前日に飲みすぎたので味噌汁も注文しました。美味しくいただきました。
<追伸>
店の女将さん(ばあちゃん)に聞いたら、57年続いた店は今年の12月に閉店するそうです。
このような庶民的な店が無くなってしまうのは残念ですね。
---本日のおまけ---
帰りも富士川を渡るときに見える富士山です。
最後までお付き合いをいただきまして有難うございました。
では!またね。
ニューシャトルの運転手はカワイイ女性でした [街歩き]
今年の8月は、新コロナ禍の第二次感染拡大にあったため、当家ではお盆のお墓参りとお寺の施餓鬼供養を自粛しましたが、東京では新規感染者が2日続けて100人を切り落ち着いてきた感じなので、秋の彼岸中日に埼玉県にあるご先祖のお墓にお参りしてきました。
----フリーイラストを借用しました。---
彼岸の中日がシルバーウィーク4連休最終日に当たっているので、道路混雑を予想して電車による移動手段にしました。....どうせ自分一人の移動だし!?
新コロナ対策で不要不急の外出を制限してたので電車に乗るのも数カ月ぶりです。お墓に行くにはJRで大宮駅に向かい、埼玉新都市交通伊奈線:ニューシャトルに乗り換えます。
さすがに埼玉県玄関口である大宮駅構内は人混みが多く、以前に訪れた時と違うのは、皆がマスクをしていることと、駅前で歌っている人がいないことぐらいです。そんなJR改札から埼玉新都市交通伊奈線の改札口に向かいます。
埼玉新都市交通伊奈線は鉄道好きの方ならご存知だと思いますが、全国区では無いので少し説明を加えると、伊奈線は埼玉県さいたま市の大宮駅から同県北足立郡伊奈町の内宿駅までの12.7kmを結ぶ第三セクター(埼玉新都市交通株式会社)が運営する案内軌条式の鉄道路線で、愛称は「ニューシャトル」 です。
--- 路線図はニューシャトルのHPから借用しました。---
路線図を見てわかるようにニューシャトルは、東北・上越両新幹線の建設に伴い、沿線地域住民の足として昭和58年12月に開業した新交通システムです。新幹線の高架軌道張り出し部分を活用しているので高架を走る車窓からの眺めは抜群です。よく晴れた日には大宮市街地の彼方に秩父の山並みや富士山の霊峰を望むことができます。
この路線を鉄道好きがよくご存知なのは、大宮駅を出発して最初の停車駅に鉄道博物館(大宮):[通称:テッパク]があるからです。鉄道開通時は地域名の「大成駅」でしたが、2007(平成19)年10月に鉄道博物館が東京万世橋から移転してきてからは「鉄道博物館駅」となっています。この日も休日ということもあり、多くの子供を連れた家族がベビーカーを押して乗り込んで来ました。いつになっても子供は電車が好きですね!!
でも混雑していたのは博物館までで、その先は車内はガラガラ!!なので運転席のすぐ後で車窓を覗きながらの乗車です。恐らく博物館が無かったら存続も難しかったかもしれませんね。そんなニューシャトルを使って墓参りとお寺への挨拶を済まして帰路につきました。
帰りのニューシャトルも運転席のすぐ後に陣取りました。行きと異なるのが運転席の様子です。行きは失礼ながら、むさ苦しいオジサン運転手でしたが、帰りは華奢な体つきの女性運転手でした。
当然のことながら運転中は声をかけることなく帰りの車窓を楽しみました。
案内軌条式鉄道ですので、一般鉄道にある2本のレールはありません。また、レールと車輪が擦れる音もありません。だって車輪はゴムタイヤなのです。動力は、地下鉄大江戸線のように軌道脇の碍子で浮かした高圧供給線から受電します。言ってしまうと(一方通行の)専用無限軌道を走るワンマン運転の連結トロリーバスのようなものです。
上越新幹線の高架脇を走るので、時間があえばすぐ隣を新幹線が走ります。
6両編成のニューシャトルは普通の電車よりも小型で長さも短いので小回りがききます。こんなビルと新幹線高架の僅かな隙間でもすり抜けていきます。そろそろ、鉄道博物館駅に近づいて来ました。
鉄道博物館駅に入って来ました。左手のレバーだけで手前に引くと発進し、ニュトラルから前に押すとブレーキがかかります。ブレーキとノッチを両手で操作する普通の電車より簡単そうです。でも、大勢の乗客を一人で運ぶのですから緊張感が感じられます。
いよいよ、大宮駅に戻って来ました。軌道の左側にはJR東日本の車両工場である「大宮総合車両センター」が見えます。ここでは、稀に蒸気機関車やデイーゼル機関車の整備・修理もやっているので、運が良ければ跨線橋(大栄橋)から珍しい車両を見ることができます。
ホームについたら乗ってきた車両前面を記念にパチリ。自分はスマホですが、もうスッカリ鉄道写真小僧になってます。
---今日のおまけ---
運転席の窓に回ると女性運転手と偶然に目が会って、年甲斐もなく「カワイイ女性が運転していたので驚きましたよ」+「写真を撮ってよいですか」と声掛けたら、その場でキリリと敬礼してくれました。
そして「引き続き安全運転でね」と言ったら、ニッコリ笑顔で答えてくれたのが一段と可愛かったですね。残念ながら個人情報保護のため顔と名札は隠しましたが、運転だけでなく会社の広報としても活躍しそうな美人を発見したので、今日はなんか得した気分になりました。
本物に会いたい人は是非ともニューシャトルにご乗車下さい。運が良ければカワイイ運転手に会えますよ!!
では!またね
松月院(萬吉山宝持寺)と東京大仏(赤塚山乗蓮寺)を訪れる [街歩き]
都市部を中心に新型コロナウィルスの感染拡大により、3密と言われる場所には近づかずに健康維持するため、天気が良い日はクロスバイクによるポタリングを行っています。昨日は、荒川サイクリングロードを下って、東京湾の海風を感じてきましたので、今日は近場でありますが板橋区が"板橋十景"に選定した二箇所のお寺を巡ってきました。最初は、松月院(正式名称は萬吉山宝持寺松月院)です。
松月院は、古くから当地に存在していた宝持寺を、千葉自胤[ちば よりたね]が曹洞宗の千葉一族の菩提寺として、明応壬申子年(延徳4年1492年)4月に松月院と改めて創建したと伝わっています。千葉自胤とは室町時代中期から戦国時代前期の武将で南総里見八犬伝にも登場する(室町幕府からは千葉氏当主と認められた)武蔵千葉氏第2代当主です。
松月院は自分の菩提寺と同じ曹洞宗だから「南無釈迦牟尼仏」を3回唱えれば良いののですが、加えて般若心経も唱えてきました。曹洞宗は禅宗のため、お寺の中の庭園の樹木は手入れが整っており非常に落ち着いた感じです。ちょうど大きな牡丹の花が咲いていました。
また、幕末には砲術家として名高い高島秋帆が1841年に近隣の徳丸ケ原(現在の高島平付近。高島平の名は高島秋帆にちなんでいる)で西洋式の砲術訓練を行った際にここを本陣としたことで有名です。境内には砲身と4発の砲弾を模した記念碑が建っていました。→最初は何の記念碑であるか解りませんでしたが、脇に板橋区教育委員会の説明看板が建っていました。
続いて向かったのは、松月院から歩いても行ける赤塚山乗蓮寺(じょうれんじ)です。東京大仏が有名な浄土宗の寺院で、ここも板橋十景に選ばれています。
山門下の脇には閻魔堂があり、ガラス越しに閻魔様を拝観します。
左には亡者の衣服を剥ぎ取るという老婆の鬼、奪衣婆(だつえば)がおり、前に十王が並んでいます。閻魔様の前には、死んだ人の生涯が映ると言われる鏡があります。
石段を上がった山門の表側には阿吽二体の金剛力士像が、裏には大乗仏教における四天王の多聞天と広目天の像が建立されていました。ただし、鳥よけ・悪戯除けの金網で囲われていたためカメラには納めませんでした。
お寺の歴史を調べると、応永年間(1394年 – 1427年)に了賢無的が山中村(現在の板橋区仲町)にて人々に教えを伝えるために創建したと伝えられています。その後、江戸時代に板橋区仲宿に移転し当時は徳川吉宗の鷹狩の際の休憩所・お膳所としても使われたとのこと。更に、首都高速道路の建設と国道17号の拡幅により、昭和48年(1973年)に現在の赤塚の地(赤塚城二の丸跡)に移転した。山号も赤塚山と称したとのこと。どおりで、お寺の周辺はコンクリートを多用しており大きな駐車場も整備されてありました。
本堂左手に手水舎がありました。
吐水口は縦に伸びた龍の全姿から水が落ちる珍しい凝ったデザインでした。ただし、水が落ちる角度調節のため龍の口にビニール管が付いてたので少し興ざめしました。
本堂のお参りは浄土宗ですから「南無阿弥陀仏」を10回唱えました。加えて般若心経も唱えました。そして右手の東京大仏(阿弥陀如来)に向かいます。
この大仏は、1977年(昭和52年)、かつて東京を襲った関東大震災や東京大空襲など悲惨な震災や戦災が再び起きないよう願いを込め建立された東京大仏です。
青銅製、重量32トン、座高8.2メートル、蓮台2.3メートル、基壇地上2メートルの綺麗な大仏です。奈良、鎌倉の大仏に次ぐ日本で3番目の大仏らしいです。
また境内には、世界的にも知られ、国民栄誉賞も受賞した日本の冒険家:植村直己さんの墓(といっても遺体は発見されていないが・・)があります。ちなみに植村さんの記念館も板橋区内にありますので新型コロナが治まったら訪れたいと思います。
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<今日のおまけ>
赤塚区域の仏教寺院をポタリングしたので今日の昼食は、都営三田線志村三丁目駅改札前にある「文殊」という立ち食いソバ屋さんです。ちなみに文殊とは「文殊菩薩」つまり物事をありのまま把握し、審理を見極める認識する力=知恵を司る仏様です。 いや~、今日は一日中、仏教漬けです。
そこで、店前の日本の技術とお金が入った(入っていく)自動販売機で「天ぷら蕎麦」の食券を購入します。券売機の脇にアルコール消毒スプレーが置いてあるのが新型コロナの今どきです。
文殊はチェーン店ですが東京立ち食いソバ100店にも選ばれた文殊両国店の兄弟店です。文殊蕎麦は、本枯れ節と鯖節の出し汁に、注文を受けてから茹で始める自家製細麺が特徴なので麺の硬さを残した喉越しが良い蕎麦です。それと、タマネギが入ったかき揚げは、汁に甘味を加えるのでベストマッチです。(もともとかき揚げ蕎麦が好きですが・・・)ツルツルと麺をすすり、ごっくんと、いつものようにそこが見えるまで汁を飲み干して、ご馳走様でした。この店はすっかりリピーターとなっています。
じゃぁ!またね。
王子稲荷神社と名主の滝公園へポタリング [街歩き]
区役所へ出向く用事があったので帰りに付近をポタリングしました。前回は王子神社から飛鳥山方向へ行ったので、今回は大地のヘリ(崖沿い)を東十条方向へ向かいます。
すると、見えてきたのが東京都北区岸町にある「王子稲荷神社」です。
この神社の創建は平安時代末期と言われ、関東三十三国稲荷惣司との伝承を持ち、落語『王子の狐』でも有名です。神社内には"いなり幼稚園"が併設されています。新型コロナ騒動で小中高は休校ですが幼稚園では元気な子供たちが園内を走り回っていました。やはり子供は体を動かしていたほうが良い訳です。幼稚園が開園しているときは保安上正面門からは入れないので、神社脇の「いなり坂」を上ってお参りしました。
稲荷神社なので狛犬ならぬ狛キツネが多いですが、狛犬もありました。
2月の初午には「火伏の凧市」が開かれ、多くの参拝客が集まるそうです。本殿にお参りしたので帰ろうとしたら、あとから来たお婆ちゃんが「奥に持ち上げる願掛けするお石様があるよ」と言われ、本殿の脇から崖の方向へ向かいます。ことらにも沢山の祠がありました。
あちこちに狛犬ではなく狛キツネが置いてあります。
朱色の奉納鳥居をくぐっていくと「お石様」の看板と祠がありました。
座布団の上に鎮座している石。これが「願掛けするお石様」ですか?
世の中では新型コロナウィルス菌が蔓延しているので、家族の無病息災・健康祈願をお願いしました。
さっきのお婆ちゃんも一緒に着いてきて話を聞いたら、どんな願いであるかは聞きませんでしたが、お願いが叶ったのでお礼参りということでした。この時期、お孫さんの入学願いかな?お願いが叶ったのは良かったね!?
お石様の祠の上には、こんな祠がありました。
石段を登っていくと崖の岩の割れ目があり
伝承によると、この岩の割れ目穴にキツネが住んでいたらしいです。お婆ちゃんに情報を聞かなければ、素通りしてしまうところでした。最近は大晦日の深夜に王子駅の東側にある装束稲荷からこの神社までキツネの装束をした人が「狐の行列」を行っていますが、お婆ちゃんに聞いたら「(年寄りは)夜中は寝ているよ!」だって・・・。
名主の滝は江戸時代に当時の王子村の名主であった畑野孫八が屋敷内に滝を開き、茶を栽培して避暑のために一般公開したのが始まりで、園内は池がある回遊式の庭園となっています。
園内には、男滝(おだき)、女滝(めだき)、独鈷の滝(どっこのたき)、湧玉の滝(ゆうぎょくのたき)の4つの滝がありましたが、実は現在の滝は地下水を汲みあげてながしているため、この日は男滝と湧玉の滝は水が流れていました。
男滝はザーザーと心地よい流音を響かせて流れてました。
水量が少ないのですが、湧玉の滝も3段の滝となって流れ落ちていました。
残念ながら、女滝は岩肌だけで水流がありませんでした。
滝から流れた水は小川となって園内をめぐる池に注いでいました。小川周辺はヒンヤリして避暑には最高の場所となるので夏場に再度訪問しましょう。
<グルメなおまけ>
王子から十条方面にポタリングしていたので、JR十条駅の跨線橋脇にある和菓子店"草月銘菓"を訪れ、今日の土産を購入しました。
草月と言えば、東京3大どら焼きと称される人気の"黒松"が有名です。黒松は毎日販売している訳ではないので店前にはこのような看板がでていました。
店前には人が並んでいなかったのですが、店内に入ったら既に10人ほどが並んで、数人の店員さんがてきぱきと対応していました。私も列に加わると次から次へとお客さんが入ってきます。
これが、「黒松」です。普通のどら焼きよりもフワフワの外皮で(恐らく)黒糖と蜂蜜で味付けがされてます。
思わずガブリと一口いただきました。中身の餡子も甘さ控えめで人気があることが判ります。
じゃあ!またね~
同級生仲間と三島経由で箱根へチョイ旅【宿到着から2日目】 [街歩き]
三島経由で強羅駅に着き、歩いて宿泊先へ向かいます。
宿に着いたら、やはり温泉に直行します。台風の影響で大涌谷から引いた温泉配管が故障して、一時は沸かしなおしていたらしいのですが、今は正常に戻り「源泉かけ流し」となりました。ここの宿の温泉は、43度設定の熱めの湯舟と41度設定の緩めの湯舟があり、一日歩き回った疲れをとるため、緩めの湯舟にゆったりとつかりました。
前のレポートで書きましたが、ここの宿は一般ホテルではなくある健康保険組合の施設であるため、部屋数も多くなく、今日の宿泊客は自分たの他は2組の家族ずれだけと少ないため、廊下も各部屋もとても静かです。
宿泊客が少ない健康保険施設だけに、料理長が手をかけた栄養バランスが良く品数も豊富なものでした。
まずは、今日歩き回ってお疲れ様の乾杯です。プハー(*≧∇≦)ノd□
さて、今晩の献立表を見ると
旬菜・・・(上)箱根湯葉白和え柿
・・・(左下)栗とクルミのクリームチーズ寄せ
・・・(右下)シメジ、舞茸、椎茸、春菊のお浸し
酢物・・・(左上)燻製鯖と蕪と菊
魚料理・・(右上)鰯巻焼(いくらおろし、長葱、エリンギ、薩摩芋レモン煮)
留魚・・・(左下)丸茄子のカニ餡かけ
向付・・・(右下)季節の御造り3種盛(真鯛、鮪、甘えび)
凌ぎ・・・(中下)蕎麦
台物・・・チキンカレー風味鍋(鶏肉、ペコロス玉葱、南瓜、ズッキーニ、パプリカ)と香の物
揚げ物・・里芋饅頭と獅子唐と南瓜の天ぷら(抹茶塩)
肉料理・・トマト釜オーブン焼き(豚肉角煮、ブロッコリー)
水菓子・・季節のデザート(プリン、パイナップル、チョコレートケーキ)
これに、ご飯とアサリのみそ汁が運ばれてきます。私以外の人は料理だけでお腹一杯のようで、ご飯を注文しませんでした。カレー風味鍋とご飯の組み合わせがとても美味しいのに・・・・。料理とご飯で満腹となったのでデザートは、女性軍にどうぞとおすそ分けしました。
食事のあとは、卓球室で温泉卓球とカラオケで小一時間過ごしましたが、カラオケには3人しか来ませんでした。
この日のために3~4年前に流行ったケツメイシの「友よ~この先もずっと」を練習してきたのに、結局、歌ったのは吉幾三と氷川きよしの演歌でした。もっとも久しぶりのカラオケで、全然声が出ていなかったので、ケツメイシの歌は無理だったかな~。
そのあとは、翌日の予定を立てるために一部屋に集まり、販売機で買ったホワイトホースのウイスキーハイボール缶を飲みながら22時まで懇親を続けました。部屋の外は天気予報の通り小雨が降りだし、これでは2日目の歩き回りは難しいと意見一致したので、ポーラ美術館を第一希望としてネットで確認しました。が、なんと!年中無休な筈なのに本日から展示品入れ替えのため暫く休業期間とのことで断念、やむなく宿に近い「強羅公園」を見てから昼食はリクエストが多かった「田むら銀かつ亭」としました。
翌日は、いつもの癖で5時前に目が覚めましたが、風呂が6時から開くので同室でまだ寝ているK君に聞こえないように消音したテレビの情報番組を見ていました。後で聞いたら隣室のE君もほぼ同じ状態であったらしい。
6時に朝風呂にはいったのですが、朝食が8時からのため時間を持て余していました。8時に朝食準備ができた館内放送を聞き、真っ先に食堂に向かいました。他のグループのテーブルは一人も集まらないのに、うちのメンバーは、すぐに全員が揃い「いただきま~す」
野菜中心の朝食のおかずがたっぷり、小ぶりな茶碗ではありますが、お粥とご飯2杯を平らげて満腹です。
家では、ご飯のお代わりはしないのに旅に出るとやっぱり食べてしまいます(#^^#)
10時のチェックアウトまでロビーで寛ぎました。窓の外は大雨です!これから向かう強羅公園までは強羅駅からケーブルカーで1駅ですが、フリー切符を有効に使ってケーブルカーが来るのを待ちました。ケーブカーが下ってきました。赤い車体には何やら青いステッカーが貼られています。
それは、これまで働いてきたケーブルカー車両が本日をもって最後の運転:ラストランとなる場面でした。これは記憶に残る記念の日になりました。20年間の間、本当にご苦労様でした。
公園下で下車して公園まで歩くときには降雨も強くなり、公園の屋外散策が難しいので、温室見学とガラス細工や陶器づくりの工芸体験クラフトを見学するため入園しました。うれしいことに箱根フリーパスを持っていると大人550円の入園料が無料でした。
植物が育てられている温室でも、今の時期に咲いている花はブーゲンビリアやダリアなど少ないのですが、ちょうどクリスマスに向けて「ポインセチアのツリー」が飾られていました。
外の雨風が一段と強くなってきたので、クラフトハウスも一回り覗いただけで、昼食場所の「田むら銀かつ亭」に向かいました。ここはテレビにもよく出る行列のできる人気店です。このため強羅公園に向かう前の開店時間前に2番目の予約券を入手しておきました。
ただし、この店の予約券は時間指定ではなく店員に呼ばれたときに入口で待っていないとキャンセルになる仕組みのようです。すでに開店時間の11時を30分ほど過ぎてしまいましたが、大雨の平日が良かったのか、自分たちの行いが良かったのか?待ち時間ゼロですぐにテーブルに着くことができました。ラッキー!!
この店の一番人気商品は「ひき肉を豆腐に挟んだ豆腐カツレツ」です。
豆腐かつ煮御膳2,100円です。(豆腐かつ煮鉄鍋/サラダ/小付け/ご飯/味噌汁お新香/デザート/コーヒー)
豆腐かつ煮定食1,380円です。サラダや小鉢と食後の飲み物は付いてませんが食事だけならこちらで良いですね。
豆腐では物足りないので、私はロースかつ重1,380円を頼みました。小鉢の生湯葉が美味しかったし、ロースかつは肉は柔らかく量も意外と食べ応えがありました。価格が観光地価格で無ければ美味しく感じたのでしょうが、味は普通でした。
雨は相変わらず土砂降りのため、早めに下山することとしました。特に登山鉄道が止まり箱根湯本行きの代行バスの混雑をさけるためにも・・・・。
箱根湯本までの道筋は片側一車線の曲がりくねった山道です。途中で乗用車とワゴン車が正面衝突した物損事故に遭遇しましたが、事故直後だったため、我々が乗ったバスは渋滞となる前に通過できました。これから警察による現場検証が始まると両方向が通行止めとなり、相当の渋滞になったかと思います。
箱根湯本から予約したロマンスカーの発車時刻に余裕があったので、時間つぶしの居酒屋を探しましたが、この時間からやっている居酒屋はなく、駅前の喫茶店でお茶を飲み一休み。
喫茶店の脇を流れる早川の水量も増えています。発車時間前に駅前のお土産屋で土産と帰りの電車内でのお酒を買い込み、箱根湯本駅の中に入りました。
入ってきたロマンスカーは最新のGSE70000系車両でした。この電車も窓が大きく、たまたま最後尾の1号車の席がとれたので、パノラマウインドウを楽しめました。
この写真はネットから借用した晴天時のパノラマウィンドウです。
当日は小田原までの山間部では雨天でしたが東京に近づくにしたがって晴れてきました。経堂あたりからの地下線路を走っているとトンネルの柱材が何層にも重なって映画にでてくるようなタイムマシンを思わせる窓からの景色でした。このころになるとお酒が回ってきてカメラを撮るのを忘れました。
新宿からはJRで帰路に着きました。赤羽で解散して地元駅にたどり着きましたが、まだ飲み足りなさそうなI君と二人で駅前の居酒屋で〆の酎ハイを3杯飲み干して、ヨタヨタと家に到着しました。
本当に、よく食べ。よく飲んだ2日間でした。来年はどこに行くでしょうかね?スパリゾートハワイアンズや草津温泉という声が出ていましたが、また元気に集まれれば良いですね?
ここまで、ダラダラした日記を読んで頂きまして有難うございました。
ではまたね~。