SSブログ

いまだに秋ヶ瀬公園は台風19号の水害被害?で閉鎖中でした。 [自転車]

新型コロナウィルスの感染拡大により緊急事態宣言が発せられ、不用・不急以外の外出自粛要請中ですが、3密とならない散歩や屋外運動は規制対象外です。散歩が良いなら自転車のポタリングも健康維持のために認められるだろうとの自己判断で今日も荒川流域サイクリングロードに向かいました。

先週までは北風が強かったのですが、今日は無風で気温もポッカ・ポッカと気持ちよい条件なので、荒川上流のさいたま市治水橋で折り返しをして、昨年10月の台風19号で荒川が氾濫して閉鎖中だった「秋ヶ瀬公園」と「彩湖道満グリーンパーク」に入れるか?どうかを確認するのが今日の最大ミッションです。

まずは、荒川右岸を遡り埼玉県志木市にある「秋ヶ瀬取水堰」に着きました。ここは荒川で最も下流にある堰で河口から約35kmに位置にあります。

20200409_104845.jpg

この堰から下流の荒川は汽水域であり東日本大震災の時は津波がここまで到達したそうです。稚鮎も遡上してくるみたいです。(稚鮎釣り禁止の立て看板ありました)

20200409_105018.jpg

堰の上流側には取水口があり、利根川から武蔵水路を通って荒川に取り込んだ水を東京都水道局の朝霞浄水場ならびに三園浄水場ならびに埼玉県大久保浄水場に送水する機能と新河岸川ならびに下流の隅田川に浄化用水を流す役目を担っているそうです。

20200409_105439.jpg

つまり、練馬区、板橋区、豊島区、北区といった東京都の西北部や埼玉南部の生活用水源であるとともに、綺麗になった隅田川の立役者であります。(都民は感謝しなくては!)

20200409_105453.jpg

自分もここからの水を「東京水道水」として使わせてもらっていますので、有難うございますm(_ _)mとお礼を言って河川敷を上流に向かいます。志木市を過ぎて富士見市に入り荒川土手を走っていると土手にヤギが6頭放し飼いされていました。

20200409_111547.jpg

20200409_111614.jpg

ヤギたちは古タイヤに繋がれて、黙々と土手の雑草を食べています。このため土手の雑草刈りも不要ですね。

家に帰って調べたら以前は立教大学の馬場施設だったのですが、今は「しおん南畑牧場」という名前の"しおん保育園"の施設でした。今回は恐らく新型コロナの影響休園で幼児が確認できませんでしたが、前回通った時は多くの子供たちが牧場(園舎?)の中でヤギや鶏やウサギと遊んでいました。

前回の疑問が解けたので、荒川土手右岸を更に上流へ向かい、今回の折り返しである治水橋で富士見市から荒川左岸のさいたま市に入りました。

20200409_113329.jpg

いつもは自動車で渋滞する橋ですが、新型コロナの影響で車の数も少なくなっています。街灯の左側に遠く見えるのが大宮駅周辺のビル群で右側に見えるのが埼玉新都心駅周辺のビル群です。

さいたま市側の河川敷には「東京健康保険組合大宮けんぽグラウンド」があります。ここは日本最大級のスポーツ施設で野球場52面、サッカー場6面、テニスコート106面、ラグビー場1面、陸上トラック2面、フットサル場6面がある広大な土地です。残念ながらここも緊急事態宣言により閉鎖中でした。

20200409_113631.jpg

道の両側には、落葉樹のメタセコイアの大木が1km以上整列して植えられており、ちょうど新芽が芽吹いていました。

20200409_113912.jpg

これから夏になると新緑が生えそろい綺麗な植樹帯となります。その木陰が気持ちよいので個人的には大好きです。ところでメタセコイアの和名はアケボノスギと言いますが、中国四川省から太平洋戦争後の1949年(昭和24年)に日本に持ち込まれたということを知っている人は少ないかと存じます。

グラウンドが閉鎖されているのでお隣のゴルフ場との境目にあるサイクリングロードを下流に向かいます。途中に竹藪が見えてきました。

20200409_115224.jpg

両側の竹藪を切り開くようにサイクリングロードが続いてます。これから夏になると竹が成長してトンネル状態になり、熱い夏場には、ここを通ると涼しく、これまた良い感じになります。

ここを抜けるて、秋ヶ瀬橋を通過すると「秋ヶ瀬公園」なのですが、入口の警備員から休園で入れないと言われました。昨年10月の台風19号で荒川が氾濫したため公園内にヘドロが入り込み復旧工事が必要であることは以前から知っていましたが予定では3月末で終わるはずだったのですが・・・・、ひょっとするとここも新型コロナ対策で休園延長しているのかもしれません。仕方がないので荒川左岸土手を下ります。

続いて向かうのは「彩湖・道満グリーンパーク」です。彩湖は荒川の水位調整するための人造湖であり、ここのおかげて台風19号の時の首都圏水害が防げた訳です。当然ことながら荒川氾濫後は園内道路にヘドロが何十センチも積もっていましたが現在は整備されていました。ただし、園内の公衆トイレは未だに使用できませんので注意です!。彩湖の周回道路や芝生では、散歩やピクニックの家族連れが楽しんでいました。目立つのはクネクネ・スケボー(正式にはブレイブボード)の少年・少女が多かったのと管楽器を練習していた(恐らく)中学生が多かったのが普段の平日の様子と異なる光景でした。

20200409_122505.jpg

ここで、家から持参したポット紅茶と朝食残りのパンと途中のコンビニで購入した"おにぎり"で昼食を頂きます。こんな質素なものでも屋外で食べると美味しいのです。

20200409_123011.jpg

今日は無風のため湖の水面も鏡のようになって橋脚とその先の送電鉄塔が上下コピーされています。ちなみに写っている橋は幸魂大橋(さきたまおおはし)という名前で、東京外環自動車道と国道298号が彩湖と荒川、新河岸川を一気にまたいでいます。

20200409_124837.jpg

公園内のソメイヨシノは、桜吹雪も少なくなり(落下した花びらが写ってないけど)、いよいよ葉桜となりつつあります。それでは、お昼を食べ終えた一休みしたので、このまま家に帰ります。今日は自転車の距離計セットを忘れたのですが、おおよその走行距離は50~55kmかな? 今日は良い運動になりましたが、明日は何するかな?人混みには行きませんので、また荒川土手をポタリングかな?

じゃあ!またね。

nice!(13)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 13

コメント 2

夏炉冬扇

学生時代の友人が、公園にヤギと羊を貸し出していました。おっしゃるように「草を食べてくれる」からだそうです。思い出しました。
by 夏炉冬扇 (2020-04-09 19:23) 

我流麺童

>夏炉冬扇さん
土手を管理している建設省がヤギを飼えば草刈代の国費も少なくなり、ヤギの乳でチーズを作れば一挙両得になるでしょうね。
by 我流麺童 (2020-04-11 05:26)