2023晩秋の箱根へチョイ旅【二日目】 [街歩き]
翌日は、いつもの癖で5時前に目が覚めましたが、風呂が6時から開くので同室でまだ寝ている他メンバーに聞こえないように消音したスマホで情報番組を見ていました。
6時になったので、そーっと寝床から起きて風呂場へ向かいました。
昨夜は温いほうの湯舟に入りましたが、今朝は43度の高めの湯舟に浸かりました。
源泉かけ流しのお湯は気持ちいいですね。
部屋に戻ると他のメンバーも起き出していました。明るくなってきた窓の外を見ると朝日が昇ってきていました。
8時に朝食準備ができた館内放送を聞き、真っ先に食堂に向かいました。他のグループのテーブルは一人も集まらないのに、うちのメンバーは、すぐに全員が揃い「いただきま~す」
固形燃料に火をつけて鍋が温かくなるとフワフワの豆腐ができます。
野菜中心の朝食のおかずがたっぷり、小ぶりな茶碗ではありますが、ご飯2杯を平らげて満腹です。家では、ご飯のお代わりはしないのに旅に出るとやっぱり食べてしまいます(#^^#)
10時にチェックアウトしてフロントに荷物を預け強羅公園に向かいました。
これから向かう強羅公園までは強羅駅からケーブルカーで1駅ですが、フリー切符を有効に使ってケーブルカーが来るのを待ちました。
公園下で下車して少し歩いて強羅公園に到着しました。箱根フリーパスを持っていると入園無料です。石に刻まれた名盤が右から書かれています。
2019年にも強羅公園を訪れましたが、当時は降雨であったため温室見学が中心でしたが、今日は快晴となり紅葉やローズガーデンが楽しめました。
階段を上がっていくと一本のヒマラヤ杉が立っています。
上を向くと大木からのエネルギーがもらえる気がします。
大杉の上のエリアには噴水があります。
噴水の上のエリアにはバラ園があります。
秋咲のバラがポッポっと咲いていました。
ここまで歩いてくると喉が渇いてきます。良いところにカフェが見えたので休憩します。
ポカポカと日の当たるベランダに陣とってお茶を楽しみました。
十分に休憩ができたので、ゆっくりと植物を見ながら公園を下っていきます。
宿に預けていた荷物を返してもらい、今回のミッションの一つである昼食場所がある箱根湯本に箱根登山電車で向かいます。昼食場所は「ゆば丼」で人気の「直吉」さんです。箱根湯本駅から早川沿いに歩いて5分ぐらいのところにあります。元は二階建ての旅館のようで一階の間仕切りをぶち抜いてワンフロアの食事場所になっています。
店の前は早川が良く見えます。
外人観光客にも人気のあるお店で、この日は45分待ちでしたが案内嬢の話では「11月では今日が一番に空いている方です」とのことなので受付機で番号を頂き、店の中で待ちました。
待ち時間に注文メニューを協議して「ゆば丼、ゆば刺し、姫とうふ」のセットと単品の「げんこつ揚げ」とアルコール飲料(生ビール、芋焼酎のお湯割り)と決めました。
ほぼ予定の待ち時間になって中に案内されました。メニュー数が限られているためか?間もなく料理が運ばれてきました。
右下の土鍋の中に上品なお出しの中にとろとろの湯葉が泳いでいます。これを白飯の上に自分で乗せて食べるのですが、白飯茶碗に深さがあり結構な量のごはんで満腹になりました。
なんといっても湯葉と豆腐なのでヘルシーで罪悪感がないです。げんこつ揚げの写真を失念しましたが味と食感は「さつま揚げ」ですね。
食事後に商店街でお土産を買い、箱根湯本から予約したロマンスカーの発車時刻に余裕があったので、駅前の喫茶店ルノアールでコーヒーを飲みながら時間調整。箱根湯本駅からは「はこね60号」のロマンスカーで新宿へ向かいます。
面白いのは、電車の発車案内掲示板が日本語、ハングル語、英語に切り返して表示がされます。
箱根は外国人観光客が多いのがうなずけます。そうこうしているところで電車が入線してきます。
入ってきたロマンスカーはMSE60000系車両でした。個人的にはGSE70000系よりは座席の座り心地がよかった気がします。着座して残ったお酒を飲み切るうちに新宿に着き、解散しました。
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新宿からはJRで地元駅にたどり着きましたが、家に帰っても晩飯の用意が無いのでE君と二人で駅前の居酒屋「まる八」さんで〆の黒霧島のお湯割りを3杯飲み干して、ヨタヨタと家に到着しました。
本当に、よく食べ。よく飲んだ2日間でした。次回の旅行はどこに行くでしょうかね?
また元気に集まれれば良いですね?
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ここまで、ダラダラした日記を読んで頂きまして有難うございました。
ではまた
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同級生仲間と2023晩秋の箱根へチョイ旅【一日目の宿到着まで】 [街歩き]
皆様ごきげんよう。
8月に花火大会の記事をアップしたあとはブログアップが滞っていました。実は9月に嫁に出した結婚8年目の娘に、やっと第一子の男の子が無事にうまれました。子宮筋腫持ちの高齢出産のため医師の判断で帝王切開出産だったので体調が整うまでの一か月半は私の家に里帰りしていました。
母乳で育てた自分たちの子供と異なり(と言っても当時は殆ど妻に任せっきりでしたが!!)、孫は母乳とミルク混合であるため3時間ごとの授乳の際は体力が弱くなった妻の代わりにドタバタとおむつ替えや授乳のお手伝いをしていたのでブログを書く余裕がありませんでした。
そんな娘と孫の里帰りも10月末には、お宮参りを無事に終え自宅へ戻っていきました。
11月に入り、やっと以前の平穏な生活に戻るかと思ったら、今度は私の右足首に激痛が走るようになり歩くのもやっとの状態になりました。痛みからすると昨年に発症した蜂窩織炎と同じ状況のため病院に行くとやはり再発でした。
それからは抗生物質の点滴と投薬で2週間は安静にしていました。それというのも、下旬には中学同級生たちとの箱根旅行を計画していたのでそれまでに完治させようと大人しくしていました。
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それではここからが本題である中学校時代の同級生(男性4人+女性3人)による箱根旅行記事です。宿泊先は強羅にあるメンバーのE君が以前に仕事関係のあった保養施設にビジターで宿泊させていただきました。このメンバーによる箱根周辺観光はコロナ騒ぎの時期は休止していましたが既に6回目となり観光名所めぐりは一通り済んでいるので、今回はゆったりと温泉に入るグルメ旅になりました。
今回の旅の特徴は神奈川県内の企画切符を割安で購入できるキャンペーン「かながわ鉄道割」と小田急がタイアップした「小田急線乗車券付デジタル箱根フリーパス」を使ったことです。箱根ロープウェイや箱根海賊船、箱根登山鉄道などが何度でも乗り降りできるの(小田急ロマンスカー料金は別払い)で便利と思い、参加者には事前登録をお願いしました。
このフリーパスはスマホからMaaSアプリ「EMot」をダウンロードして事前に乗車日登録と乗車券購入することにより、当日は改札口でスマホのQRコードをかざすだけで(一部の駅やバスではQRコードがない場合は運転手や改札にスマホ画面を見せる)通過できます。
ところが新宿駅に集合した後で小田急改札口に入場しようとした時に5人はタッチして入場できたのですが2人のスマホにQRチケットコードが表示できないトラブルが発生しました。
販売窓口でクレジットの支払いが済んでいる画面を見せたのですが再発行をしてくれず、予定乗車するロマンスカーの発車時間が迫ってきているので2人は紙の箱根フリー切符を買い直しました。どうもスマホに「EMot」アプリの事前登録に失敗したのが原因のようです。先に支払ったクレジット料金分は返金はできないので他の人に譲渡手続きをするようです。
何とか入場できたので、気分を取り直してロマンスカーに乗り込みます。
このロマンスカーは「スーパーはこね3号」で新宿の次は小田原まで止まりません。
車体の写真を撮り忘れたので、小田急のネット写真をお借りしました。
「スーパーはこね3号」は新宿駅10時00分発~小田原駅11時05分着~箱根湯本駅11時21分着で運転され、車両は展望席のあるGSE(70000形)です。
何とかロマンスカーに乗り込めたので、とりあえずお久しぶりの顔合わせの乾杯。
車窓から富士山が見えるとカメラを向けてしまいます。
今回は、小田原で早めの昼食をとりますが、これまでも小田原おでん店や和食店を利用しましたが宿泊先が和食のため、今回は洋食店or中華料理店を車中で提案した結果、みんなの意見が洋食店で纏まりました。小田原には多くの洋食店がありますが、老舗洋食店の「葉椰子(はやし)」さんに決定しました。
小田原駅東口から錦通りを5分ほど歩いた路地を左に曲がります。
途中に「氷花餃子店」がありました、中華に決まれば寄ってみたいと思った店です。
料理ができるまで話に夢中になったので料理の撮影を失念したのでネットから借用しました。
私はアマトリチャーナにサラダとコーヒーが付いたAセットを注文しました。ちなみにアマトリチャーナはトマトをベースに、パンチェッタ(豚バラ肉)、玉ねぎ、チーズを加えて煮つめて作られます。 ミートソースよりさっぱりしていますが、パンチェッタの旨味とトマトの酸味が感じられてコクのある味わいが魅力です。
他のメンバーはオムライスやハンバーグやマグロの尾身ステーキなど色々頼みました。
どれも美味しそうなので、少しずつシェアして楽しめました。女性軍はサラダとコーヒーのほかにドルチェが付いたBセットでした。やはり甘いものは別腹のようです。
昼食後は箱根関所跡入り口で寄木細工体験を14時に予約しているので向かいますが、最初は小田原から箱根関所跡まで直接のバスに乗ろうとしましたが予約時間に間に合いそうもないので、小田急線に戻り小田原から箱根湯本まで特急券を購入して湯本から箱根関所跡までバスを利用することにしました。
ロスタイムなしに「はこね61号」が入線してきました。
車窓から小田原城が見えます。小田原城には前々回に訪れているのでスルーしました。
箱根湯本でもロスタイムなしに伊豆箱根バスで箱根関所跡行に乗りましたが、予約時間の14時には間に合いそうもないので車内から電話して時間を遅らせていただきました。日曜のためか道路が混んでおり、結局は14時20分過ぎに箱根関所跡に到着しました。
寄木細工体験は「箱根丸山物産」さんに一番簡単そうな3色コースター作りを予約していますが、女性講師さんに製作時間を伺うと平均で40分かかるとのこと。
体験は道路の反対側にある「関所からくり美術館」の一室で行います。
時間が厳しいので店の写真撮影を失念したのでネットからお借りしました。
寄木細工体験は与えられた木製のひし形に切った3色のピースを組み合わせて、コースターにに仮組した後に木工用接着剤で接着して、乾いたら表面を紙やすりで磨いてから、蝋を塗るのですが、15時の発進する海賊船に乗りたいので、速攻で何とか接着まで行い研磨と磨きは自宅持ち帰りとしました。
同じ材料を組合しただけなのに7人の作品はバラバラとなり、これも性格と美的センスが問われるところかもしれません。乗船予定時間の5分前となったので、小走りで箱根町港まで向かいロスタイムなしに桃源台港まで海賊船に乗りました。
過去にも同じような時期に芦ノ湖海賊船に乗りましたが、今年は暑い日が11月まで続いたせいか周辺の紅葉がピンボケのような色でした。
桃源台港からはロープウエーに乗り換えます。前回は富士山が良く見えたのですが、今回は雲に隠れていました。
このルートを選んだのは、箱根フリー切符を有効的に使うこと以外に「大涌谷の黒たまご」を食べようという目的があります。なぜかは後述・・
以前に大涌谷に来た時には硫化水素ガスが強くなり、近くまでは寄ることができませんでした。来るたびに条件が変わります。
しっかりと黒たまごを買い求めました。ちなみに黒たまごは、生卵を大涌谷の地熱蒸気で直接茹でると鉄が殻に付着し、これに硫化水素が反応して酸化鉄(黒色)となり、黒色のゆで卵になったものです
黒たまごを一つ食べると7年長生きするという伝説です。宿についてから皆で食べましたが1袋が4個入りなので一人は2個食べられます。はたして誰が食べたでしょうか?
大涌谷からは下りのロープウエーに乗り換えます。
夕暮れが近づいてきました。写真では白い小さな点ですが、雲海の上に満丸の月が上がっています。早雲山から強羅までの登山電車に乗るころには日が沈んでいます。
強羅駅に着き、宿までは歩いてすぐそばです。時間的な余裕をもってスケジュールを計画したつもりでしたが、出だしのチケットトラベルとランチ後のドタバタとした一日でしたが、無事に楽しむことができました。
宿に着いたら、やはり温泉に直行します。「源泉かけ流し」の温泉は、43度設定の熱めの湯舟と41度設定の緩めの湯舟があり、一日歩き回った疲れをとるため、緩めの湯舟にゆったりとつかりました。
ここの宿は一般ホテルではなくある健康保険組合の施設であるため、部屋数も多くなく、今日の宿泊客は自分たちの他は2組の家族連れだけと少ないため、廊下も各部屋もとても静かです。宿泊客が少ない健康保険施設だけに、料理長が手をかけた栄養バランスが良く品数も豊富なものでした。
まずは、今日歩き回ってお疲れ様の乾杯です。プハー(*≧∇≦)ノd□
二日目の様子は次のレポートに続きます。
ずらずらと書き留めた日記にお付き合いいただきまして、有難うございました。
続きは急いで書きますので、よろしくお願いします。
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夕食時の献立表です。全部が美味しかったです。ごちそうさまでした(^^)
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