"翔んで埼玉"を見てきました。

雨天で家にいてもつまんないので、久しぶりに映画を観てきました。

洋画・邦画・・・何にしようかなと映画ランキングを調べたところ、上位に入っていたのが"翔んで埼玉"。

そういえば、TVで主演の二階堂ふみとGACKTが「ドタバタの茶番劇」「思わぬ大入り」「埼玉知事も了解を得たデイスり」とネガティブな前紹介をしていたので、かえって観てみたいと思いました。

結果して、過去に埼玉に住んでいたり、勤めていたこともあり、埼玉のローカル情報を知っている私としては、超面白かったし、劇場内でもクスクスと笑い声が多く聞かれました。

池袋の映画館で観ていて、劇中にも池袋のビル屋上が出てきたときは、周りの人たちも笑い声が発ちました。

さいたま市を構成する大宮地域代表と浦和地域代表のディスり合いの中で、コバンザメのように与野が仲立ちする場は、昔の市町村合併交渉を思い出しさせる内容であり、クスリと笑えました。ただ、あと乗りの岩槻地域が出てこなかったのは、漫画の原作が1982～1983年であり、さいたま市合併が2001年、岩槻市後乗り併合が2005年という歴史のためかな?

いずれにしても、劇中に出た"草加せんべい"は全国区でありますが、埼玉のFMラジオの79.5=ナック5の"ラジット君"や"しらこばと"、"山田うどん"、"首都圏外郭放水路(地下宮殿ではありません)"といった埼玉県のローカルアイテムが関東地方以外の人笑いに、どのように伝わったのか?と考えると興味深い地域映画作品となりました。

これ以上映画内容を書くわけにはいかないのですが、あの芸能人格付け番組で口数少なく、ハイソなGACKTが、よくこの役を引き受けたな～と思いました。