庭木から初夏の様子を感じます。庭に植えた植物の悪い迷信 [家庭園芸]
ここ一週間は梅雨のような天候でしたが今日は久しぶりに晴天となりましたので、荒川河川敷道路を上流に向かって1号機シェファード号で約45kmをポタリングしてきました。
日曜日であり、また明日には新型コロナウイルス緊急事態宣言を解除する明るい報道もあるので、河川敷道路にはロードバイクのサイクリストが、土手上の道には散歩者やランナーが密にならないように(と言っても広い河川敷ですから)運動してました。
小池都知事から休業要請解除のロードマップが示されましたが、スポーツジムとカラオケボックスの解除がよく解りません。ちなみに私が通っていたジムは再起不能となり6月末で閉館が決まり、私も4月末で退会しました。
さて今日のコースでは、特に目新しいことはありませんでしたが、秋ヶ瀬公園が昨秋の大雨と新型コロナのダブルパンチにより閉鎖が続いているため、公園近くの田んぼ道脇にドラムセットを持ち込んで練習しているドラマーが何人もいました。
---イラストはフリーイラストを借用しました-----
実は、閉鎖となる前の秋ヶ瀬公園は周辺民家と離れているため、自動車に楽器を積んできて音楽を練習する人の場となっていました。こんなところにも、新型コロナウイルスの影響が出ていたのです。そんなことを考えながらペダルを踏んで家に帰りました。
さて家に帰って庭木の様子を見たら、初夏を感じることがありました。ちなみの我が家では綺麗な花木が植えてなく、果実がなるものや薬味やハーブ・調味料になるものばかりです。(^-^) まずは、5年前に植えた無花果:イチジクです。
リサだったか?べローネだったか?品種の名前は忘れましたが、確か秋果のフランス品種でした。新芽の脇にできた余りにも早すぎるフライング果実です。次はイチジクも下に植えた茗荷:ミョウガです。
ミョウガの新芽は出ましたが食料となる花はまだのようです。続いては3年前に実を食べたあとの種を植えた柿です。
桃栗3年柿8年といわれてるので勿論、結実にはまだまだですが、2回目の冬を越して枯れずに育ってます。もう少し大きくなったら友人の畑の隅に移植する予定です。最後は枇杷:ビワです。
このビワの木は10年以上前に実を食べたあとの種を庭に蒔いたら成長したものですが、まだ父親が生きていたときに、庭にビワの木があると縁起が悪いと、私に黙って庭から抜いて自宅前の団地緑道に植え替えたもので今では5~6m位になっています。今では団地の住民が普段は木の世話はせずに実の収穫だけしてます。
あの時に父親が言った意味がわかりませんでしたが、最近になって「ビワの木を庭に植えるとその家は病人が出る」という迷信があったことを知りました。この迷信の出元は諸説あるようですが、(1)ビワは古くから果実だけでなく葉が薬になることから見知らぬ病人が果実や葉を求めて家を訪れるようになり家人に伝染したりする(2)ビワの葉の産毛がモグサのようにお灸に使われていたので病んでいる人を連想するなどと言われていたようです。
よく調べるとビワには栄養があり葉が薬にもなるので、大量生産させて商品価値が下がらないようにするため江戸時代の生産者が悪い噂を意識的に流したらしいです。
さらに庭に植えたら悪い植物の迷信は、イチジクにもありました。イチジクは漢字で「無花果」と書き、花も実もならないという解釈から、出世しない、子孫が途絶える、家に植えると病人が出るなど「縁起が悪い」と言うわけです。また地方によってはイチジクは根を張りやすいので・・家の土台を壊す、周りの植物が育たないなどとも言われているようです。
私はビワもイチジクも気にせず楽しんでいますがね。
<今日のおまけ>
今日は色気の無い庭木の話でしたので、家に飾ってあった"かわいい系の切り花"を載せました。
本日もお付き合い頂きまして有り難うございました。じゃ!またね