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雨の秩父を街歩き【後半】 [街歩き]

雨の秩父の街歩き【後半】

前半では、臨時休業の店に戸惑いながら、秩父祭り会館で夜祭の雰囲気を楽しんだことを記しましたが、後半では昼食からの行動を記します。

祭り会館の近くには、食レポサイトで上位に位置づけられている「手打ちそば武蔵屋」さんがあります。事前のチェックでは定休日が火曜日であることも確認してお店へ向かいました。

手打ちそば武蔵屋 外観.jpeg

相変わらず、雨天のため写真を撮り忘れたため、武蔵屋さんのHPより写真をお借りしました。

お店の周りは樹木が生い茂り、落ち着いたお店でした。事前チェックでは観光客が多く訪れるので待ちを覚悟していましたが、ラッキーなことにすぐに席に着くことができました。

席について、まずは一軒目で空振りした「ちちぶぽてと」を注文しました。最近の秩父市B級グルメで推奨しているポテトは、から揚げ(または天麩羅?)したジャガイモに甘しょっぱい味噌をかけただけの素朴なおやつ的な食べ物で芋好きの同行者に是非とも紹介したい逸品でした。

武蔵屋 みそぽてと.jpg

お腹も減り「じゅるり」とよだれがでてきたので1皿をあわてて分け合って食したため、ここでも写真を撮り忘れたので、武蔵屋さんのHPから借用しました。まてよ・・「じゅるり」とは今や視聴者10万人を超えた人気ユーチューバーである「秩父の仙人」の決まりフレーズでした。→秩父の仙人さん、秩父市観光なのでフレーズの無断使用を許して下さいませ。

続いて、蕎麦好きの自分は「大盛りせいろ」、他の皆は「せいろ+舞茸天麩羅」を注文しました。

少し甘めのつけ汁で蕎麦の量が意外と多く(自分は大盛りで丁度良い)、さらに同行者の舞茸天麩羅も量があり1個おすそ分けを食し、お腹一杯になりました。

20190615_123611.jpg

続いて、徒歩で向かったのが熊木町にある「秩父銘仙館」です。国道から住宅地の奥に5分ほど入り込んだところに平屋建てのそれらしい建物を発見しました。

秩父銘仙館 外観.jpg

→写真には桜が入ってますが、ここでも雨天のため写真を撮るのを忘れたため、秩父銘仙館HPより外観写真を借用しました。

秩父銘仙は美しい柄の付いた絹織物で、秩父地域では昔から蚕を育て・生糸作り・染め・機織り・反物に作り上げる家内工業が発展していました。群馬の富岡が近代絹織物工場として世界遺産に登録され有名になったのに対して、秩父は小さな工場でガチャン・パタン・パタン・ガチャンといった手織物であったので、観光する人は多くないです。もっと皆さんに知っていただきたいものです。

また、秩父銘仙館では、秩父銘仙を作るための全過程を丁寧に説明してくれるほか、観光機織り体験や機織り教室の生徒さん達が手織り機でガチャン・パタン・パタン・ガチャンと実際に作品を制作していました。

途中のレトロな応接室では、無料で着物の上掛けか借りられ、写真をとれる場所があったので、明治から昭和初期の時代に戻った気分で記念写真を撮りました。

20190615 秩父銘仙会館.jpg

「もう1本買うので勉強してな!!」「そうはいきません。こちらも商売ですから!」・・なんて当時の商売交渉も、こんな感じだったのかな?!?

最後に訪れたのが秩父12番札所の野坂寺です。まだ大雨のため写真撮りを失念したので文字だけで報告します。

まずは、立派な山門を通りますが、山門には数多くの木彫の観音様や閻魔様などが飾られ、そこを抜けると可愛らしい童顔の六地蔵が迎えてくれます。普通の六地蔵はお揃いに並んでいますが、ここのは横向いているのもありユニークです。

本堂の屋根下の横木には、迫力のある竜が巻きつき、別塔の十三仏室には多くの仏様が置かれているので、彫刻の好きな方が訪れると楽しめると思います。残念ながら自分たちには知識が無いので一回りして駅に向かいました。


約10分ほどで西武秩父駅に到着し、次の特急まで時間があるので、駅前のお土産屋さんでお土産探しと丁度立ち飲みカウンターがあったので、秩父の三か所の酒蔵である「秩父錦」「武甲正宗」「秩父小次郎」の利き酒を楽しみました。そして、お土産は自分用として「源作印のワイン」とお隣さん用として「秩父小次郎の焼酎」、さらに帰りの電車内で飲むほろ酔い缶チューハイ2本とワンカップ1本とおつまみを買い込んで、帰りの電車に乗り込みました。

途中駅の待ち合わせで新型特急車両とすれ違いました。新型車両は顔が球形で客車窓が大きく観光列車しては乗り心地も良さそうです。機会があれば、天気が良く・食べ物屋さんが休みでない日に新型車両で秩父を再び訪れてみたいと思いました。その時は自分で写真をとりまくるぞ~。


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