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購入した中古PCにユーザーパスワード設定されていた[素人の後の祭り] [パソコン]

11月のブログ記事でWindows7のサブパソコンに変えて、オークションでゲットした格安の中古Windows10パソコンを取り上げましたが、その後、このパソコンで大変な思いをしたので、その顛末記をアップします。


格安パソコンは11月6日に届き、初起動したときにユーザーパスワード枠に[●●●●]と黒塗りでパスワードが設定されていたことに気付いたのですが、そのままでもgest扱いでWindowsが立ち上がったので、何も気にせず使用していました。ところが12月15日の朝にいつものようにサブパソコン端末を立ち上げようとしたときに、前日までとは違う画面が現れました。Windows起動画面には「パスワードの期限が過ぎたので再設定してください」というメッセージがでていました。

ノートパソコン.png

イラストはフリー画像を借用しました。

とりあえず●●●●と4桁のパスワード欄に0000~0100までの数字順に入力してみましたが、こんな当てずっぽうでは当たるはずがありません。時間も無駄なので、売り主さまに設定したパスワードの問い合わせをしました。しかし日数が経過しても売り主様からは一切の返事がありません、仕方ないので自分で何とかしようとパソコン再起動に挑戦することにしました。

最初に何が起きたのかを整理するためにネットで調べたら、Windows10でユーザーパスワードを設定するとWindowsポリシーで42日目に更新するようディフォルト設定されていることが解りました。

また一度、期限が超過してしまうとWindowsが簡単に立ち上がられないようCMOSに書き込まれてしまうことも解りました。ただしWindowsが立ち上がっていれば、事前にパスワードリセットディスクを作成したり、管理者資格でユーザーパスワード変更も可能でしたが・・・気づいた時にはすでに遅しでした。

最悪のことを想定してHDDから直接にデータコピーアウトしてから、ネットからの"にわかテクニック"でいろいろと試してみました。

・一時代前のWindowsマシンのように内臓時計を遡り設定して旧ソフトに戻す・・今のWindowsではNG

・マザーボードのCMOS電池を一度抜いてリセットをかける・・CMOSは書き換えできずNG

・他マシンのインストールメディアで再起動・・NG

・旧OSのWindows7に戻してから・・ダウンバージョンNG

・他マシンでRen●●Pa●●N●●というパスワード解読ソフトの無償版をDLしてディスクを作成し試すとパスワード修正ができそうなのだが、有償版(定価7860円)でないと実際に書き換えできない・・金銭面でNG

いろいろ試しているうちに、パソコンがヘソを曲げてブラックアウト画面になってしまった。

ロックしたパソコン.jpg

イラストはフリー画像から借用しました。

回復作業はこれまでか?と半ば諦め次のパソコンを購入するため、またオークションで品定めまで始めましたが、前回のような廉価でな程度が良いものは少なく、入札しても落札まで至らない日が続きました。

数日経って、もう一度挑戦する意欲がでて、ネットで再勉強すると最後の手段はWindows修復オプションからのトラブルシューティングしかないことを知り、さっそくトライしました。

パソコン修理.jpg

イラストはフリー画像を借用しました。

最初は修復オプションのトラブルシューティング起動方法も解らず、ネットから「Shiftキーを押しながら電源再起動をクリック」するテクニックを知りました。トラブルシューティングには回復操作等もあり試しましたが全てNGでした。やはり、ユーザーパスワード解除の最終手段はパソコンを初期状態に戻すしかないことが解りました。こんなような"にわかパソコン技術"でも何とかWindowsを初期状態に戻すことができました。

パソコンとおじいちゃん.jpg

イラストはフリー画像を借用しました。

ただし、初期状態から各種ドライバー設定や追加アプリやデータの再インストールなど一日がかりでした。でも、何とかパソコンを鉄屑にせず、お金をかけずに再生することができました(#^^#)。今日の教訓【中古パソコンを売るときはユーザーパスワードを解除しましょう】 


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